ハギFC(カワハギFan Club)

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ハギFC(カワハギ Fan Club)

 カワハギ沖釣り専門のサークルです。ここ数年、カワハギの数が激減し、釣れなくなってきました。地球温暖化の影響で、東京湾の海水温がかなり上昇し、カジメなどの海藻が消滅しつつあります。カワハギの稚魚が育つ環境が悪化していることが原因と考えられています。 
 ハギFCでは、カワハギつりの技術を継承しつつ、カワハギの魚影復活の運動にも取り組んでいきたいと思います。
 

 2024年度の予定
10月20日(第3日)関東労釣協第86回つり大会(カワハギ)
12月 8日(第2日)ハギFC研究会 or オフショアクラブ・タチウオ研究会
2025年
 1月 5日(第1日)ハギFC研究会 or オフショアクラブ・タチウオ研究会

 これからの予定(2024年度)

 

これまでの結果(2021~2023年度)

12/10 研究会 結果
12月10日(日)、中潮。晴れ、無風でベタ凪。松輪・あまさけや丸仕立利用。参加7名。城ヶ島沖水深35~50㍍前後。
6:50出船、沖上がり13:50。

 氏 名    尾数     最長寸    釣座
佐近津里彦  21尾 29.0㌢  左3番
安藤 太一  12尾 24.0㌢  右3番
伊藤 義泰  12尾 20.0㌢  左2番
金子 優一  11尾 25.0㌢  左4番
佐藤  豪  11尾 21.0㌢  右1番
鈴木  勝  10尾 22.5㌢  左1番
尾崎 守男   2尾 22.0㌢  右2番

  【釣座と釣果】
鈴木勝 11     佐藤豪 11
伊 藤 12     尾 崎  2
佐 近 21     安 藤 12
金 子 11    

《報告》 城ヶ島沖深場、良型混じり
朝イチ、航程20分の城ヶ島沖35㍍。伊藤さん・金子さんに挟まれ不利な胴中です。前回後半戦でベタ底狙いのカックラキン釣法でアタリが出たので、この日もカックラキンでスタート。ほどなく20㌢クラスが上がり、順調なスタート。船は45~50㍍ラインを転々と流し始めました。うーん、深い… しかし、1流しで1~2回アタリが出ます。オモリ30号を底につけたまま、中オモリ(2号~3号)を使って仕掛けをゆるめたり張ったりして誘い、ゼロテンションでステイ。アタリがなければ誘いを続けます(これがカックラキン釣法)。エサを底まで落としたり持ち上げたりしている内に、カツッとかすかな反応。誘いを続けてステイした瞬間、ガンガンと強烈な引き。突っ込みをいなしながら、持参のタモで掬うと29㌢のビッグサイズ。今日もカックラキンがうまくはまったようです。10時頃までに8尾。他の人はバラシも多いようで、0~2尾と苦戦しています。理想的なカックラキンだと、仕掛けが緩んだときに餌を食べ、張ったときに鈎に掛かるので、ガッチリ針掛かりしてバラシは少ないのです。私はその後もポツポツと追加して11時頃までに12尾。ここから中だるみに。
 潮が上げ始めたようで、トモの金子さんが宙で数を伸ばし始めました。12時過ぎからは私もペースが戻り、納竿30分前までに18尾。ここで強烈な根掛かり。カックラキンの弱点で、仕掛け上部から切れてしまいました。あと20分しかありません。急いで仕掛けを交換し、最後の35㍍ダチ、速めのカックラキンで3尾追加。13:50の納竿までに目標の20尾を突破。  
 20尾超は、2017年関東大会以来なので6年ぶりの快挙(?)。型は25~29㌢タモ獲りで3尾、20~22㌢8尾、18㌢6尾。15㌢クラスは3尾で、中大型中心、サイズも数も圧倒しての快勝でした。外道はキタマクラ最多、シラコダイ(チョウチョウウオ系/引きはカワハギもどき)、エソ、トラギス、オニカサゴ、オハグロベラ、ササノハベラ、アカハタ、オキゴンベ…今回も10種以上でした。
 竿:シマノ・ベイゲームカワハギ170H、リール:アブガルシア黒船LT(ギア比6.4:1)、道糸PE0.8号、リーダーフロロ5号50㌢、幹糸4号80㌢、ダイワ・快適ウェイトフックビーズデカを編み付け移動式にしたもの、ハリスフロロ2.5号6~8㌢、ハリダイワ・パワースピード7.5号3本バリ。
 上にタコベイトとケミホタルのお飾り付き。周りの人は目立つタコベイトが気になったようですが、効果があるかどうかは不明です(笑)。ここ2、3年の絶不釣からやや回復気味、かな? 水温が下がり始めたのか、城ヶ島沖の深場に魚が集まり始めたようです。数年前は11月頃からだったので、1ヶ月以上遅くなりました。もうしばらく楽しめそうです。 (津)

11/12 研究会 結果
11月12日(日)、大潮。飴、北寄りの風でウネリ高い。松輪・あまさけや丸仕立利用。参加7名。剣崎沖水深15~35㍍前後。6:50出船、沖上がり13:20。

  氏 名    尾数     最長寸   釣座
佐近津里彦  12尾 27.0㌢  右3番
伊藤 義泰  11尾 25.0㌢  右1番
安藤 太一   5尾 23.0㌢  左1番
金子 優一   5尾 22.5㌢  右2番
鈴木  勝   4尾 24.0㌢  左4番
尾崎 守男   4尾 23.8㌢  左3番
佐藤  豪   2尾 25.8㌢  左2番
★新登録魚種 チカメキントキ 19.5㌢(尾崎 守男)

《報告》北風&雨で寒い、アタリも少ない
 朝イチ、航程5分の15㍍。早く着きすぎて準備が間にあわず、皆あわててセット。アタリ…何もありません。浅場を何箇所か探索したところで右舷ミヨシの伊藤さんヒット、隣の金子さんもヒット、ほどなくダブル。私にはカワハギのアタリは全くなし。
灯台寄りの30㍍に移動。私と鈴木勝さん以外は型を見ているようです。ここまでは、根がきついので上からの誘い下げで着底後ゼロテンション待ちでしたが、2時間以上経過してもあたらないので、根掛かり覚悟でカックラキン釣法に。するとやっと待望のアタリ。20㌢が顔を出してくれました。カックラキンとは、オモリを底につけたまま、中オモリ(2号)を使って仕掛けをゆるめたり張ったりして、ゼロテンション待ちをするというスタイル。柴田元名人の得意な釣法です。上下の動きの幅やスピードをいろいろと変えて、カワハギが興味を持つ誘いを探る方法かな。その後もカックラキンで4尾、5尾とスローながら着実に数を伸ばしていきます。潮の加減で前突っ込み、後払い出しだとミヨシの伊藤さんだけ当たり、反対の潮だと私だけが当たるようで、真中の金子さんにはアタリが出ないというパターンが続きます。残り1時間で伊藤さん10尾、私8尾。最後の大移動でトモ側が潮先になり、小型3尾追加、ツ抜けです。伊藤さんも1尾追加、並びました。残り10分で仕掛けが船下にどんどん入っていくので、上げ下げしながら送って行くと、かすかなアタリの後、強烈な突っ込み。良型です。持参のタモをはじめてセット、慎重に取り込むと27㌢。この日の最大サイズでした。後半にどんどん追い上げて有終の美、終わり良ければ全て良し(^_^) 外道は非常に多彩で、キタマクラが最も多かったのですが、アカメフグ、ヨソギ、シラコダイやチョウチョウウオの仲間、エソ、トラギス、チカメキントキ、オニカサゴ、オハグロベラ、ササノハベラ…10種以上でした。
竿:シマノ・ベイゲームカワハギ170H、リール:シマノ・バルケッタ、道糸PE0.8号、リーダーフロロ5号50㌢、幹糸4号80㌢、ダイワ・快適ウェイトフックビーズデカを編み付け移動式にしたもの、ハリスフロロ2.5号6~8㌢、ハリダイワ・パワーフック7.5号3本バリ。上にタコベイトとケミホタルのお飾り付き。
 この夏の異常高温のせいで水温がまだ高く、これからやっとシーズンインの感じなので、12/10、不釣のタチウオに変えてもう1回カワハギをやりましょう。(津)

 

2023.10/15関東労釣協第84回つり大会(カワハギ)
南岸低気圧の通過で終日激しい風雨が続き、残念ながら中止になりました。

2022.11/13 ハギFC・研究会 中止
午前中早い時間から南風10㍍以上の予報のため、あまさけや丸から連絡が入り、やむを得ず中止としました。
確かにその日はフナ釣りでも竿が振れないほどの大風になりました。残念!(津)

2022.10/16 関東労釣協第82回つり大会(カワハギ)結果
松輪港(神奈川県三浦市)より出船。小潮、晴れ、比較的穏やか。8:00出船~14:30納竿。
参加12会36名(東京10会26名、橫浜5名、HAT5名)

【成   績】
順  氏 名 (所属会)      釣果 船順     釣座

1 伊藤 義泰(HAT) 16尾 1-1 1⑥
1 星野 英夫(てんぐ) 16尾 3-1 3③
3 門田  聡(多 摩) 10尾 4-1 4⑧
4 塩田 健夫(大 田)  8尾 2-1 2⑨
5 大島  肇(多 摩) 12尾 1-2 1⑨
6 長曽 温士(横 浜) 11尾 3-2 3⑦
7 竹藤 耕作(国 鉄)  9尾 4-2 4⑥
8 江藤 澄義(小豆沢)  5尾    2-2 2①
9 五十嵐隆夫(国 鉄) 12尾 1-3 1④
10 金子 優一(HAT)  8尾 3-3 3①
11 伊藤 節治(小豆沢)  6尾    4-3 4①
12 尾崎 守男(HAT)  5尾 2-3 2⑥
以上入賞(ここまで横取り、以下縦取り方式)
13 佐近津理彦(HAT) 10尾 1-4 1①
14 横山 昭三(大 田)  7尾 3-4 3④
15 半田 卓穂(横 浜)  7尾 1-5 1⑦
16 定方 正美(てんぐ)  7尾 1-6 1②
17 五十嵐かおり(国鉄)  7尾 1-7 1③
18 佐藤  武(小豆沢)  5尾 3-5 3⑧
19 瀬山 昌男(多 摩)  5尾 3-6 3⑥
20 清水 正俊(輪 釣)  5尾 4-4 4⑦
21 橋本 正博(大 田)  5尾 1-8 1⑧
22 三井 圭子(横 浜)  5尾 4-5 4⑤
23 甘利 和正(練 馬)  4尾 2-4 2④
24 安藤 太一(HAT)  4尾 2-5 2②
25 高橋 力夫(葛 飾)  3尾 2-6 2⑤
26 桑原 裕士(江戸川)  3尾 4-6 4③
27 豊田 好弘(練 馬)  3尾 4-7 4④
28 佐藤 次夫(大 田)  3尾 4-8 4②
29 竹藤  敦(国 鉄)  3尾 3-7 3⑨
30 佐藤 忠弘(てんぐ)  3尾 2-7 2⑧
31 三井 靖広(横 浜)  3尾 2-8 2⑦
32 富澤 正司(練 馬)  2尾 4-9 4⑨
33 三品 和信(横 浜)  2尾 3-8 3⑤
34 佐藤 幸夫(多 摩)  1尾 2-9 2③
- 大和久 勇( 港 )  - –        1⑤
- 伊原  操(葛 飾)  - –        3②

【釣座と釣果】
  1号船「あまさけや丸兄」
氏 名(所 属) 尾数 船 全   氏 名(所 属) 尾数 船 全
                              佐 近(HAT)10尾 ④13
大 島(多 摩)12尾 ②5   定 方(てんぐ) 7尾 ⑥16
橋 本(大 田) 5尾 ⑧21    五十嵐か(国鉄) 7尾 ⑦17
半 田(横 浜) 7尾 ⑤15    五十嵐隆(国鉄)12尾 ③9
伊藤義(HAT)16尾 ①1   大和久 (港 )   0尾  – –
[左平均10.00尾][船平均8.44尾][右平均7.20尾]

  2号船「あまさけや丸弟」
氏 名(所 属) 尾数 船 全    氏 名(所 属)  尾数 船 全
                              江 藤(小豆沢) 5尾 ②8
塩 田(大 田) 8尾 ①4    安 藤(HAT) 4尾 ⑤24
佐藤忠(てんぐ) 3尾 ⑦30    佐藤幸(多 摩) 1尾 ⑨34
三井靖(横 浜) 3尾 ⑧31    甘 利(練 馬) 4尾 ④23
尾 崎(HAT) 5尾 ③12    高 橋(葛 飾) 3尾 ⑥25
[左平均4.75尾][船平均4.00尾][右平均3.40尾]
  3号船「浅吉丸兄」
氏 名(所 属) 尾数 船 全    氏 名(所 属)  尾数 船 全                              
            金 子(HAT)  8尾 ③10
竹藤敦(国 鉄) 3尾 ⑦29    井 原(葛 飾)  0尾   – –
佐藤武(小豆沢) 5尾 ⑤18    星 野(てんぐ)16尾 ①1
長 曽(横 浜)11尾 ②6    横 山(大 田) 7尾 ④14
瀬 山(多 摩) 5尾 ⑥19    三 品(横 浜)  2尾 ⑧33
[左平均6.00尾][船平均6.33尾][右平均6.60尾]
  4号船「浅吉丸弟」
氏 名(所 属) 尾数 船 全    氏 名(所 属)  尾数 船 全
                              伊藤節(小豆沢) 6尾 ③11
富 澤(練 馬) 2尾 ⑨32    佐藤次(大 田) 3尾 ⑧28
門 田(多 摩)10尾 ①3    桑 原(江戸川) 3尾 ⑥26
清 水(輪 釣) 5尾 ④20    豊 田(練 馬) 3尾 ⑦27
竹藤耕(国 鉄) 9尾 ②7    三井圭(横 浜) 5尾 ⑤22
[左平均6.50尾][船平均5.11尾][右平均4.00尾]     [全体平均5.97尾]

【大型賞】
大物賞 カワハギ 30.3㌢ 佐藤忠弘(てんぐ)
他魚賞 アイゴ  32.5㌢ 佐藤幸夫(多 摩)
【敢闘賞】横山昭三(大 田)7尾
【女性賞】定方正美(てんぐ)7尾
【節 賞】15位以下5位刻み
【ブービー賞】三品和信(横 浜)2尾
【船頭賞】
1位 あまさけや丸(兄) 平均 8.44尾
2位 浅  吉  丸(兄) 平均 6.33尾

伊藤さん、19年ぶり2度目の優勝!
《釣評》 風も弱く、まずまずの日和に恵まれました。36人が4ハイに分乗、剣崎沖~城ヶ島沖水深15~30㍍でカワハギを探します。前週瀬戸丸の乗合では伊藤・佐近・松下・鈴木勝の4人で1~8枚、トップは14枚でした。アタリは少ないものの、型は良かったので、私はマイタモ持参。1号船(あまさけや丸・兄)の右ミヨシに私、左トモに伊藤さん。朝イチは左ミヨシの大島さん(多摩)がロケットスタート、11時までに9枚。私は5枚、伊藤さんは4枚。潮が変わったのか、それから伊藤さんが猛チャージ、16枚まで伸ばして、45回大会(2003年)以来2度目の金メダル獲得です。私はやっとツ抜けで船内4位、残念な結果に終わりました。全体では3号船の星野さん(つりてんぐ)が同数16枚で金メダル、4号船の門田さん(多摩)が10枚で銅メダル獲得。皆さんおめでとうございます。全体でツ抜けは7人、昨年度よりはマシな成績でした。型はよく、私は29㌢と28㌢など4回タモを使っい、それなりに楽しめました。(津)

2021.12/12 研究会 結果
12月12日(日)、小潮。晴れ、午後南西の強風。鴨居大室・五郎丸乗合利用。参加6名。
鴨居沖~下浦沖水深15~20㍍前後。7:30出船、沖上がり予定14:30、この日は強風で13:30沖上がり。船中24人で1~19尾。
釣座  氏 名   尾数  最長寸
右1番 佐近津里彦 10尾 28.0㌢
右2番 伊藤 義泰 15尾 28.0㌢
右3番 松下 秀雄  5尾 24.5㌢
右4番 安藤 太一  9尾 28.0㌢
右5番 坂井 一彦  8尾 21.0㌢
右6番 鈴木  勝 10尾 26.5㌢

《釣っとひと言》 良型混じり・・・
 初めて鴨井大室・五郎丸に行ってみました。片舷12名ですが、大型の船なので、それほど窮屈ではありません。朝のうちは穏やかで天気も良く、まずまずの日並み。港前の鴨居沖からスタート。しかし、アタリがあまりありません。船中時々誰かに外道らしきアタリがあるのみ。下浦沖に移動します。こちらもアタリは少ないものの、良型のカワハギもポツポツと上がり始めます。伊藤さんとタモを使い合うこと数回、ダブルもあり、それなりに楽しんだのですが… 午後になると、突然南西の強風が吹き始めます。しばらくはがんばりましたが、船長、早上がりのアナウンス。3人がツ抜けしたところでジ・エンド。
 船宿のおかみさんや船長も感じが良く、定宿の一つに加えることにしました。(津)

11/14 研究会 結果
11月14日(日)、長潮。晴れ、次第に南西の強風に。腰越・多希志丸乗合利用。参加8名。腰越沖水深10~25㍍前後。6:45出船、沖上がり13:00。船中30人で0~30尾

釣座   氏 名   尾数   最長寸
(ミヨシから8番目の釣座から)
左8番  佐近津里彦  9尾 18.0㌢
右9番  加藤 雅行  6尾 28.5㌢
右10番 安藤 太一 10尾 15.0㌢
右11番 柴田 英毅 12尾 22.0㌢
右12番 伊藤 義泰 27尾 24.0㌢
右13番 尾崎 守男 10尾 23.0㌢
右14番 松下 秀雄 10尾 20.0㌢
右15番 佐藤  豪 13尾 18.0㌢ 
(大ドモ)

《釣っとひと言》 混雑・強風・・・ワッペン級が増えてきたようですが・・・
このところトップ20~30尾の情報が出ている鎌倉・腰越の多希志丸に行ってみました。8人で3週間以上前に予約して、左舷のトモから8席確保してもらいました。しかし、乗船してビックリ、片舷15人、全体で30人というすし詰め状態。
 やれやれ、どうなることやら・・・。出船して10分、腰越沖で開始。水深は浅いところが多く、10~15㍍、ところどころ25㍍まで落ちるかなり荒い根周り。ときどき誰かにワッペンのアタリはあるものの、どこでもあたる状態ではありません。10時近くになると南西の風が強まってきて、どんどんひどくなります。船はグラグラ、更に釣りづらい状態に。そんな中でトモ近くの伊藤さんが、宙からの誘い下げ、着底したらゼロテンション~マイナステンション、手感度重視で時々入れ掛かりを演出、他を圧倒します。ほとんどワッペンでしたが、27尾の好成績。トップはミヨシ氏の30尾で、次頭でした。私は完全にど真ん中、右隣に酒飲みの夫婦、その隣はヘビースモーカーで、オマツリの連チャンと煙で辟易。ある程度ワッペンの数はいたようですが、まん中の席までは回ってこず、アタリが乏しい状態に終始、最低目標のツ抜けすらできませんでした。
 6人はツ抜け達成で、まあ良かったかな。いくらでも詰め込む船宿にはもう二度と行きません(怒)。
 納得がいかないので、12/12はタチウオの予定を変更し、再度カワハギにチャレンジします。鴨居沖~竹岡沖でも数が出ているので、鴨居大室・五郎丸に乗ってみましょう。(津)

10/17 関東労釣協第80回つり大会(カワハギ)結果
松輪港(神奈川県三浦市)より出船。雨、北寄りの風10㍍以上、ウネリ高い。8:00出船~13:00強風のため早上がり。
参加12会43名(東京10会27名、橫浜6名、HAT10名)
順 氏 名 (所属会)    釣果    船順  釣座
1 竹藤 耕作(国 鉄) 11尾 2-1    2⑤
2 佐近津里彦(HAT)    8尾 3-1    3⑧
〃 伊藤 義泰(HAT)    8尾 1-1    1⑪
4 塩田 健夫(大 田)    5尾 4-1    4⑦
5 瀬山 晶男(多 摩)    7尾 3-2    3②
6 半田 卓穂(横 浜)    7尾 1-2    1⑩
7 伊原  操(葛 飾)    7尾 2-2    2②
8 神田 建史(国 鉄)    4尾 4-2    4①
9 竹藤  敦(国 鉄)    7尾 2-3    2⑩
10 安藤 太一(HAT)   7尾 1-3     1⑦
11 大和久 勇(港新釣)    6尾 3-3    3⑪
12 長曽 温士(横 浜)    4尾 4-3    4④
以上入賞(ここまで横取り、以下縦取り方式)
13 小松  壽(港新釣)    6尾 1-4    1④
14 星野 英夫(てんぐ)    6尾 1-5    1③
15 尾崎 守男(HAT)    5尾 1-6    1①
16 佐藤 忠弘(てんぐ)    5尾 3-4    3③
17 松谷 嘉恭(小豆沢)    4尾 1-7    1⑨
18 伊藤 節治(小豆沢)    4尾 1-8    1⑧
19 清水 正俊(輪 釣)    4尾 1-9    1②
20 小松 絹江(港新釣)    4尾 1-10  1⑤
21 三井 圭子(横 浜)    4尾 3-5    3⑦
22 甘利 和正(練 馬)    3尾 1-11  1⑥
23 定方 正美(てんぐ)    3尾 4-4    4⑧
24 佐藤 幸夫(多 摩)    3尾 4-5    4⑤
25 佐久間資夫(HAT)    3尾 2-4    2⑦
26 松下 秀雄(HAT)    3尾 3-6    3①
27 大野与四郎(横 浜)    3尾 3-7    3⑩
28 柴田 英毅(HAT)    3尾 2-5    2⑧
29 加藤 雅行(HAT)    3尾 4-6    4⑩
30 佐藤  武(小豆沢)    2尾 3-8    3⑥
31 江藤 澄義(小豆沢)    2尾  2-6   2⑨
32 佐藤  豪(HAT)    2尾 2-7    2⑥
33 森田 孝男(国 鉄)    2尾  4-7   4③
34 三井 靖広(横 浜)    2尾 2-8    2①
35 由利 祐助(江戸川)    1尾 2-9    2④
36 大島  肇(多 摩)    1尾 3-9    3⑨
37 三品 和信(横 浜)    1尾 4-8    4⑪
38 佐藤 次夫(大 田)    1尾 4-9    4②
39 菅野 幸喜(大 田)    1尾 3-10  3⑤
- 髙橋 力夫(葛 飾)      -   4-      4⑨
- 富澤 正司(練 馬)      -   4-      4⑥
- 桑原 裕士(江戸川)      -   2-      2③
- 髙松 和宏(HAT)      -   3-     3④

     【釣座と釣果】
    1号船「あまさけや丸8号」
氏 名(所属) 尾数 船 全   氏 名(所属)  尾数 船 全
                                  尾 崎(HAT) 5尾 ⑥ 15
伊藤義(HAT) 8尾 ① 2  清 水(輪 釣) 4尾 ⑨ 19
半 田(横 浜) 7尾 ② 6  星 野(てんぐ) 6尾 ⑤ 14
松 谷(小豆沢) 4尾 ⑦ 17  小松壽(港新釣) 6尾 ④ 13
伊藤節(小豆沢) 4尾 ⑧ 18  小松絹(港新釣) 4尾 ⑩ 20
安 藤(HAT) 7尾 ③ 10  甘 利(練 馬) 3尾 ⑪ 22
  [左舷平均6.00尾] [船平均5.27尾] 右舷平均4.67尾]
    2号船「あまさけや丸10号」
氏 名(所属) 尾数 船 全   氏 名(所属)  尾数 船 全
竹藤敦(国 鉄) 7尾 ③ 9  三井靖(横 浜) 2尾 ⑧ 34
江 藤(小豆沢) 2尾 ⑥ 31  伊 原(葛 飾) 7尾 ② 7
柴 田(HAT) 3尾 ⑤ 28  桑 原(江戸川) 0尾 - -
佐久間(HAT) 3尾 ④ 25  由 利(江戸川) 1尾 ⑨ 35
佐藤豪(HAT) 2尾 ⑦ 32  竹藤耕(国 鉄)11尾 ① 1
[左舷平均3.40尾] [船平均3.80尾] [右舷平均4.20尾]
      3号船「浅吉丸兄」
氏 名(所属) 尾数 船 全   氏 名(所属)  尾数 船 全
                                  松 下(HAT) 3尾 ⑥ 26
大和久(港新釣) 6尾 ③ 11  瀬 山(多 摩) 7尾 ② 5
大 野(横 浜) 3尾 ⑦ 27  佐藤忠(てんぐ) 5尾 ④ 16
大 島(多 摩) 1尾 ⑨ 36  髙 松(HAT) 0尾 ― ―
佐 近(HAT) 8尾 ① 2  菅 野(大 田) 1尾 ⑩ 39
三井圭(横 浜) 4尾 ⑤ 21  佐藤武(小豆沢) 2尾 ⑧ 30
 [左舷平均4.40尾] [船平均3.64尾] [右舷平均3.00尾]
      4号船「浅吉丸弟」
氏 名(所属) 尾数 船 全   氏 名(所属)  尾数 船 全
                                神 田(国 鉄) 4尾 ② 8
三 品(横 浜) 1尾 ⑧ 37  佐藤次(大 田) 1尾 ⑨ 38
加藤雅(HAT) 3尾 ⑥ 29  森 田(国 鉄) 2尾 ⑦ 33
髙橋力(葛 飾) 0尾 - -  長 曽(横 浜) 4尾 ③ 12
定 方(てんぐ) 3尾 ④ 23  佐藤幸(多 摩) 3尾 ⑤ 24
塩 田(大 田) 5尾 ① 4  富 澤(練 馬) 0尾 - -
[左舷平均2.40尾] [船平均2.36尾 ][右舷平均2.33尾][全体平均3.77尾]
   【船頭賞】
1位 あまさけや丸8号  5.27尾/人
2位 あまさけや丸10号 3.80尾/人
3位 浅吉丸兄           3.64尾/人

   【大型賞】
大物賞 カワハギ 29.0㌢ 塩田健夫(大 田)
外道賞 マダイ  45.5㌢ 定方正美(てんぐ)

【敢闘賞】尾崎守男(HAT)5尾
【女性賞】小松絹江(港新釣)4尾
【節 賞】15位以下5位刻み
【当月・当日賞】27位(10+17)大野与四郎(横浜)
【ブービー賞】佐藤次夫(大田)1尾

大雨・強風・早上がり…  メダルは銀2個ゲット 
事前の予報通り、大変な悪コンディションのなかでの大会となりました。出船直後から雨が強くなり、北風10㍍以上。ここ2,3年の不漁続きでアタリが少ない上にウネリが高く、船が風裏にしか入れないためポイントも広く探れず、苦戦必至。
案の定朝イチからベラやキタマクラのアタリが時々ある程度。平場ではタルマセで待ってみますが、ノーアタリ。3号船浅吉丸お兄さんの好きな根のポイントへ入っていきます。ここでは、根の頭をトレースして、なるべく底をキープするような状態を保ち、上下の誘いはせず、ゼロテンキープの我慢の釣り。やっと待望のアタリ、16㌢のワッペンですが、とりあえずボーズ脱出。本日の目標は5尾、目指すはツ抜け。外道のアタリに混じって、時々カワハギらしきアタリはありますが、食い込みは悪く、なかなかハリ掛かりしません。その間に全く感知できないエサ完食もあって、エサ点検は欠かせません。かなり小さいワッペンがいるらしき気配、久々の緊張です。根の間に落とし込むときにかすかに出るアタリでポツポツ追加、11時過ぎにやっと5尾。その後、ますます風が強まり、13時に早上がりとのアナウンス。根掛かりと闘いながらも納竿間際までに3尾追加、昨年と同じ8尾で終了。船トップはとりましたが、2号船の竹藤耕作さん(竹藤会長の息子、陽之助さんの孫)がただ1人ツ抜けの11尾で初優勝。おめでとうございます。伊藤義泰さんが1号船のトップで同じ8尾、銀メダルを分け合いました。初参加の安藤太一くんも船内3位(2位と同数ですが若いので下位にされる(^_^;)で10位入賞でした。去年とは違い、ワッペンが比較的多くなっているように感じましたので、来シーズンは少し持ち直すかも?
雑誌「つり人」12月号によると、東京湾のカワハギ資源は、周辺で生まれた地先発生群をベースに、南西日本で生まれ、黒潮によって流れ藻とともに運ばれてくる黒潮供給群が加わって維持されているそうです、この10年は、藻場の衰退によって、地先発生群の湧きが悪い状況が続いていますが、2017年から始まった黒潮の大蛇行により、2018年生まれから4年続けて黒潮供給群が大量に供給されているそうで、このところ木更津沖堤などでワッペンが大量に釣れているそうです。今シーズンは、愛知・三重でカワハギの爆釣(束越も!)が続いているのもそのせいかもしれません。この黒潮で運ばれてきたチビたちが、来シーズンはだいぶ大きくなって、東京湾のカワハギが復活するかもしれない、とのうれしい情報です。 (津)