チームタナゴ

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2024年度の予定
 3月10日(第2日曜日)第1回タナゴ競技会(市原園)
 4月14日
(第2日曜日)第2回タナゴ競技会(市原園)
 5月 5日(第1日曜日)第3回タナゴ競技会霞ヶ浦or市原園
 6月 9日
(第2日曜日)第4回タナゴ競技会(木間ヶ瀬)
 
8月24日(第4土曜日)第62回つり講習会(タナゴ)                 (明原ふるさとセンター)
 9月15日
(第3日曜日)第5回タナゴ競技会(木間ヶ瀬)
10月13日(第2日曜日)第6回タナゴ競技会(市原園)
11月10日(第2日曜日)第7回タナゴ競技会(市原園)
12月 1日(第1日曜日)第8回タナゴ競技会(市原園)
 原則として第2日曜日に開催します。
コブナ競技会は、当面企画ありません。

これからの予定

 

5/5 第3回競技会[お知らせ]
 木間ヶ瀬の情報がまだありません。市原園の希望が多いので、5月も厳しい市原園で実施しましょう。
期日 5月5日(第1日曜日)
種目 タナゴの総尾数競技
場所 市原園釣堀センター
集合 7:30
競技方式 2時間×3回戦
検数 タナゴ(全種類)の総尾数/各回戦終了時に検数
参加費 1,000円(入漁料)+500円(賞品代)
担当 チームタナゴ(佐近・新田・小林孝)
申込先 LINEグループ「やまべ釣愛好会・チームタナゴ」に書き込む
 または 090-5313-1921佐近津里彦
参加申込 4/28(日)まで

6/9  第4回競技会[お知らせ]
期日 6月9日(第2日曜日)
種目 タナゴの総尾数競技
場所 野田・木間ヶ瀬地区
集合 現地 7:00
競技方式 2時間×3回戦
検数 タナゴ(全種類)の総尾数/各回戦終了時に検数
参加費 500円(賞品代のみ)
担当 チームタナゴ(佐近・新田・小林孝)
申込先 LINEグループ「やまべ釣愛好会・チームタナゴ」に書き込む    or  090-5313-1921 佐近津里彦
参加申込 6/2(日)まで
     生き餌・寄餌も可

 これまでの結果

4/14 第2回競技会 結果
4月14日(日)、市原園(千葉県市原市)。晴れ、南寄りの風弱い。朝の気温12℃、終了時24℃、汗ばむ陽気。参加5名。タナゴ(全種)の総尾数。
①回戦・7:20~9:20、②回戦・9:40~11:40,③回戦・12:20~14:20

       【成 績】
順位 氏 名   ①     ②     ③       総尾数
1 那須 義幸  79    64    51    194尾
2 新田 晴夫  68    44    57    169尾
3 小林 孝夫  75    54    27    156尾
4 佐近津里彦  65    36    41    142尾
5 谷内  透  17*   46    26     89尾
*30分遅れで7:50開始

 チームタナゴ競技会報告   新田 晴夫 
  -那須さん、タナゴ初優勝–
 前回同様魚影は薄く、エサの周りに魚は寄るものの、市原園名物のタナゴボールには程遠い状況でした。池底のタナゴの産卵に必要な2枚貝は目視では確認できず、もちろん新子の姿はありません。
 昨年から私と佐近さんは「エサ付け方法・ハリ外し」を改良し、手返し向上に取り組んできましたが、魚影が薄い状況ではこれらの効果は少なく、むしろ釣座による差が大きく出た感があります。佐近さんは初めて那須さん、小林さんに苦杯を喫し4位と大撃沈。私も那須さんに初黒星。小林さんに2敗目を喫することだけはかろうじて免れました。
 進境著しい那須さん、初優勝おめでとうございます。これからの優勝争いが楽しみになってきました。那須さんは観察力が鋭く、メンバーの仕掛けや釣り方などをよくみており、自分のものとして取り入れています。競技開始前には池をひと回りし、前回、今回共によい釣座を選びました。
 ①回戦:佐近さんは南側・東寄り、小林さん、那須さんは南側中央付近に釣座を構えました。私は皆さんとは離れて西側・中央付近へ。30分遅れてスタートした谷内さんは東側・南寄りの指定席へ。グルテンエサ打ちを繰り返すと、しだいに魚が寄ってきますが、例年に比べて数は少なく、掛かりもわるく、いくつか釣れてもアタリはすぐに止まってしまいます。
そんな状況でも那須さんと小林さんはポツポツ釣り上げています。結果は那須さんがトップで79尾、次いで小林さんが75尾、私と佐近さんは10尾ほど差をつけられてしまいました。
 ②回戦:谷内さん、那須さんは①回戦と同じ場所、小林さんは東側・中央付近、私と佐近さんは①回戦がよかった南側へと移動。しかし水温上昇の効果もなく、谷内さん以外は皆釣果を落としてしまいました。
 ③回戦:谷内さんは西側・北寄り、私は北側・西寄り、小林さん、佐近さんは東側・南寄り、那須さんは①、②回戦と同じ場所で開始。私は当初はよかったのですが、開始30分ほどでペースダウン。その後は1尾釣るのに苦労する始末。ハリの種類を替えたり、プロペラ仕掛けから糸ウキ仕掛けへ、オモリ負荷が小さな仕掛けから大きめのものへと考えられることはすべて行いましたが、状況を変えることはできませんでした。谷内さん、小林さんは大失速。那須さんは順調でした。
 前年同時期の1位は433尾、今回はその半分にも満たない貧果に終わりました。5月も市原園を予定していますが、木間ケ瀬の試釣り結果では変更する可能性もあります。
釣れない中でもさらに工夫して釣果を伸ばすことも必要かもしれません。

初優勝!   那須 義幸
HATに入会して3年。初めて優勝することができました。ここまでご指導いただいた先輩方のお陰だと実感しております。ありがとうございます。
 当日は、朝池を見た感じ、いつもと違い濁りがきつく、流れ込み周辺の方が水質がいいだろうと判断。南側に入りました。読み通りなのかわかりませんが、一投目から反応が良く特に沖側の反応が良かったので、ここに絞ってアタックすることに!食い込み重視で餌を小さくすると、現金なもので反応が薄く、大きくすると反応が良かった為、デカ餌にこだわり攻めたところ寄りが良く2回戦までは同じようなペースで釣ることができました。お昼休憩を挟んで3回戦。先輩方のお話を聞くと他のポイントは寄りもあまり良くないとのこと。前回1回戦好調だったにも関わらず、同じポイントに入っていた為、釣果が伸びなかった記憶があり、最後まで悩みましたが、3回戦も同じポイントに入ることに決めました。
 3回戦は予想通り、スレ気味でデカ餌にプラス動いてない餌には反応しない状況だったのですが動く物には反応していたので、上下の誘いを意識し釣りを通しました。結果3回戦は2位になり初優勝することができました。
 まさか本業!?のヤマベでなくタナゴで優勝するとはびっくりでしたが、引き続き努力を重ねてヤマベでもいつかは優勝することを目標に精進してまいります。引き続き先輩方よろしくお願いします。

 

3/10 第1回競技会 結果
3月10日(日)、市原園(千葉県市原市)。晴れ、午後から北西の風やや強い。朝の気温3℃、終了時12℃。冷え込む。参加4名。タナゴ(全種)の総尾数。

試釣り・ 7:30~10:00 / ①回戦・10:30~14:00
                      【成 績】
順位 氏 名      試釣り     ①      総尾数
1 新田 晴夫    (11)    52   (63尾)
2 佐近津里彦    (    9)   41   (50尾)
3 那須 義幸    (22)   29   (51尾)
4 谷内  透    ( -)   17   (17尾)

    チームタナゴ競技会報告   新田 晴夫
前週の3/7に様子を見に行ったところ池には黒い悪魔、「カワウ」が入っていました。市原園でカワセミを見たことはありますが「カワウ」は初めてです。近くには養老川、高滝湖という広大な餌場があるのに、腹の足しにもならない小魚を食いにくるとは「カワウ」にも切羽詰まった何らかの事情があったのでしょう。タナゴたちは全滅はしないまでも相当数捕食されたと思います。案の定、約2時間アタリはありませんでした。その後は少しずつタナゴの寄りが確認できたのでチームリーダーと相談の上、とりあえず競技会当日は集合することに。
 まずは試釣りしてみて釣れないのであれば早上がり、少しでも釣れることがわかれば競技会として実施することにし、7:30~試釣り開始。北西の風の予報なので全員北側に並びます。暫らくして元ライオンズクラブ会長の松尾さんたちの釣会がマイクロバスで到着。2023年4月以来2度目の合流となり、池が賑やかになりました。例年ではこの時期、45㌢ほどの竿で中層に浮いた魚を釣ることが多いのですが、今回は「カワウ」の影響を考え80㌢の竿で底狙い。皆さんなかなかアタリがない中、最初の1尾を釣り上げたのは那須さん。他の人たちが苦戦するのを後目に一人だけ数を伸ばします。アタリもない佐近さんは那須さんの隣に移動してからようやく1尾。10時までの試釣りの釣果は那須さん22尾とダントツで私は11尾、佐近さん9尾。この時点で松尾さんたちのメンバーは型をみたのが数名のみと大貧果。でもまったく釣れなくはないので、この後10時半から14時まで通しで競技会とすることにしました。
 朝の気温は3℃と冷え込みましたが季節は春、日差しが降りそそぎ暖かくなってきました。池の水温も上がりアタリも徐々に増え、魚も中層に浮いてきたので、ここで軽めの仕掛けに交換。しかし魚がエサの回りに集まってもハリ掛かりはしないし、掛かってもバレるので、また重めの仕掛けに戻し、ハリも魅玄タナゴから大きめの新虹鱗タナゴに替えて再び底狙いに変更。これが奏功しペースはわるいもののどうにかハリ掛かりするようになりました。那須さんは朝イチは底狙いで順調に釣果を伸ばしていましたが、その後は中層に浮いた難しい魚に苦戦していたようにみえました。思い切って底狙いに変更していれば、また違った展開になっていたかもしれません。
 その後、谷内さんからの情報によれば、3/16に釣行。1時間ほどの間に5か所で竿を出し、いずれもすぐにアタリがでたとのこと。例年のような釣果は望めませんが4月も市原園で競技会を開催できそうです。

2023.12/3 第9回競技会 結果
12月3日(日)、市原園(千葉県市原市)。晴れ、午後から南東の風次第に強まる。朝の気温1℃、終了時14℃。冷え込む。参加5名。2時間×3回戦。タナゴ(全種)の総尾数。
①回戦 7:30~9:30 /②回戦:9:50~11:50 /③回戦 12:30~14:30

      【成 績】
順位 氏 名   ①    ②    ③   総尾数
1 新田 晴夫 116  151  99  366尾
2 佐近津里彦  69   87  85  241尾
3 那須 義幸  48   60  40  148尾
4 谷内  透  27*¹    77  42  146尾
5 小林 孝夫  43   40  54  137尾
*¹①回戦途中(8:00)から参加

チームタナゴ競技会報告    新田 晴夫
午前5時10分に東京・港区の自宅を出たときの気温は6℃。それほど寒いとは感じませんでした。ところが千葉県に入り市原市に近づくにつれ、どんどん気温が降下。午前7時に現地に着いたときはなんと1℃、防寒具を用意しなかったことを悔やむほどの冷え込みでした。
今回の参加者は谷内さん、小林(孝)さん、佐近さん、那須さん、私の5名。なにより嬉しいのは長らく療養生活を送っていた小林さんがタナゴ釣りに復帰できたことです。よかったですね。小林さんの明るい人柄が再びチームタナゴに活気をもたらしてくれるものとおもいます。
①回戦:7:30競技開始。小林さんは南側東寄り、佐近さんは南側中央、那須さんは北側東寄り、私は北側中央からスタート。集合時間に遅れて到着した谷内さんは東側南寄りのマイポイントで8:00から参戦。前回の競技会では上層に浮いた魚に翻弄され、佐近さんに苦杯をなめたので、終盤になってから安定して掛けることができた30㌢ほどの深ダナを主に釣るプランを立てました。やや大きめのグルテンエサをハリにつけて投入を繰り返すと、しだいに魚が寄ってきました。バラケやすいエサなのでどんどん魚が上層に群がってきますが、かまわずエサ打ちすると30㌢ほどのタナでボツボツ掛かりはじめます。12月にしてはまあまあのペース。深ダナのペースが落ちると軽い仕掛けにチェンジし6~10㌢ほどの超浅ダナに。
結果は27~116尾。前回の半分程度しか釣れませんでしたが12月ですから。谷内さんは8:00からの釣果です。
②回戦:9:50競技開始。谷内さんは少し右へ小移動。小林さんは東側中央付近へと大移動。佐近さんは西側北寄りへ、那須さん、私は①回戦と同じ場所で。結果は40~151尾。みなさん釣果をのばしている中、小林さんだけが釣果を落としました。ポイント選びに失敗しましたね。
③回戦:12:30競技開始。谷内さんは①回戦の場所に戻りました。小林さんは南側中央、佐近さんは南側西寄りに、私は午後から南の風が強まる予報をうけて南側東寄りへ移動しました。那須さんは①、②回戦と同じ場所でスタートしたものの、南強風による波立ちで釣りにくかったとおもいます。早めに風を背に受ける南側に移動すべきでした。
結果は40~99尾。佐近さんは食いダナが最後まで掴みきれなかったと言っていましたが私は前回の反省を生かし、アタリは少ないけれどもハリ掛かりの確度が高い30㌢ほどの深ダナを主に釣りました。魚外しやエサ付けシステムについては同じ土俵に立ったわけですから今後は他の部分での勝負になります。楽しみにしています。
 小林さんは病み上がりの上、1年以上のブランクがあるにもかかわらず、6時間の長丁場を休むことなく釣り切ることができました。谷内さんは今回も30分遅れ。全員同時スタートができればよいのですが…….. 那須さんは着実にレベルアップしています。これからはウキ作り、仕掛け作りにも挑戦してください。
 ウキの浮力調整に使用する板オモリを紹介します。各社から厚さ0.1㍉の板オモリが販売されていますがどれも硬めで、ハリス止めに巻くのに苦労していませんか? ベストは景山産業の「匠板オモリ」。他の板オモリに比べて軟らかめで巻きやすいと思います。お試しください。

10/29 第8回競技会 結果
10月29日(日)、市原園(千葉県市原市)。曇りのち晴れ、一時雨・北西の風強まる、朝の気温12℃、終了時22℃。参加3名。2時間×3回戦。タナゴ(全種)の総尾数。
1 回戦 7:35~9:35 /②回戦:10:00~12:00 /③回戦 12:30~14:30

               【成 績】
順位 氏 名      ①      ②    ③      総尾数
1 佐近津里彦     217     181   193     591尾
1 新田 晴夫     188     174      159     521尾
3 谷内 透       78110   102     290尾
①回戦途中(8:00)から参加

チームタナゴ第8回競技会報告      佐近津里彦
今回も参加者は谷内さん、新田さん、私の3名のみで、少し寂しい競技会が続いています。
9/23に新田さんが799尾の驚異的な釣果を出したのに驚き、道具立てを見せてもらいました。ニードルで魚を外し、即エサ付けできるシステムにビックリしました。エサを手に持ってハリに付ける従来の方法では、時間100尾が限界です。早速そのシステムを真似させてもらいました。しかし、なかなかエサ付けがうまくできず、10/8は四苦八苦して練習。782尾vs434尾と大敗。またいくつかアドバイスを頂いて、システムセットやエサ付けの方法を改良、練習にも出かけて、何とか時間80尾程度までこぎ着けて今回に臨みました。
①回戦:7:35競技開始。北西風のため、私は西側北寄り、新田さんは北側中央に釣座を構えて開始です。SASAMEの新虹鱗タナゴ、がまかつの極タナゴのカエシを落とし、全体に細くしたスレ針を使い、バルサ製の立ちウキ、蛍光オレンジに着色した目印5個(いずれも自製)、竿50㌢、少し早ジモリの仕掛けで、柔らかくしたグルテンエサをワンタッチで針づけして、タナ25㌢をねらいます。1投目からアタリが出て、ハリ掛かりも順調。極タナゴスレではややバラシが多いので、新虹鱗スレに変え、タナを15㌢にするとペースアップ。初めての時速100尾超で、元祖をリードする展開になりました。
②回戦:10:00競技開始。最初は順調でしたが、ばらけやすいエサのためか、気温が上がったためか、巨大なタナゴボールができて、タナゴが完全に上ずって、なかなかハリ掛かりしなくなりました。時速85尾とペースダウン。新田さんも同じ状態になったようです。
③回戦:12:30競技開始。私は1回戦・2回戦とも同じ場所で、3回戦は上ずり対策を試そうと、同じ場所で開始。新田さんは少し動いたようです。上ずりは相変わらずで、魚が寄っているのは好条件でもあるので、硬めのエサも用意、針先に小さくつけてタナ15㌢と群れの下にエサが落ち着くようにすると、掛かり率が徐々にアップ。しかし、タナゴボールは小さくなっていくので、柔らかいエサと固いエサを交互に使って、何とか時速95尾で終了。
 新田式システムを使って、本家に勝つことができ、申し訳ないですが、これからもこのシステムを改良して使い、エサ付けも工夫していく方針が固まりました。新田さん、本当にありがとうございました。

10/8 第7回競技会 結果
10月8日(日)、市原園(千葉県市原市)。曇り、北西の風弱い、朝の気温15℃、終了時23℃。参加3名。2時間×3回戦。タナゴ(全種)の総尾数。
 ①回戦 7:30~9:30
/②回戦:9:50~11:50
/③回戦 12:30~14:30
               【成 績】
順 氏 名       ①       ②      ③      総尾数
1 新田 晴夫   242   265  275   782尾
2 佐近津里彦   120   141  173   434尾
3 谷内  透    93*¹    149  138   380尾
*¹①回戦途中(8:10)から参加

チームタナゴ競技会報告   新田 晴夫
           ― 好釣続く市原園 ー
 今回の参加者は谷内さん、佐近さん、私の3名のみ。残念ながら坂田さんは腰痛再発、那須さんは所用のため不参加となりました。

①回戦:7:30競技開始。北風が吹く予報のため、佐近さんは風を背にする北側中央寄りから、私は北側西寄りからスタート。集合時間に遅れて到着した谷内さんは東側南寄りの釣座で8:10から参戦。今年は植物性プランクトン繁茂によるとみられる濁りで池の透明度が低下しており、従来使用していた極小糸ウキが見難くなったため、前回(9/23)同様、視認性のよいプロペラ仕掛けを使用しました。プロペラ仕掛けは縦の動きにはよく反応するが、橫の変化はわかりにくいので、プロペラの下部に3個の糸ウキを取付けました。竿は釣友作の玉竿(50㌢)、ハリは新虹鱗タナゴ(スレ針)でエサの吸い込みがよいよう、軸を細めに削ることによりハリの軽量化を図っています。針先はさほど落としていません。ハリスはテトロン#120(2㌢)。魚の活性は上々で前回ほどではありませんが活発にエサを追いました。結果は93~242尾。谷内さんは8:10からの釣果です。

②回戦:9:50競技開始。3人共①回戦と同じ釣座。結果は141~265尾。谷内さんは149尾で佐近さんを8尾上回りました。

③回戦:12:30競技開始。谷内さんは南側東寄りに、佐近さんは西側北寄りに私は南側中央寄りに場所移動。結果は138~275尾。合計釣果は2回連続で700尾超え達成です。
最近は手返し向上にも取り組んでいます。ヤマベ釣りで一般化している魚外しを使用するため、ハリはヤスリでカエシを落としたスレバリ。多少バレは多いようですが、それでも手返しアップ効果が大きいと感じています。この方法は魚に直接手を触れることがないので、魚体へのダメージ軽減効果も大きいと考えています。例えば水温が20℃として、人間の体温は約36℃。差は16℃もあるので、手で掴まれることは2~3㌢の魚にとっては熱湯を浴びせられたほどのダメージがあるに違いありません。この魚外しと検数時に小型のプラスチック製のザルを使えば、一切魚に触ることがないので、格段に魚体へのダメージを軽減することができ、元気な状態で池に戻すことができるとおもいます。魚外しはヤマベ式。チームタナゴのメンバーのほとんどがやまべ釣愛好会のメンバーでもあるので比較的簡単に取り入れることができるのではないでしょうか。
 また、タナゴ釣りにもヤマベ釣りのエサ付けシステムが利用できるのではと、2020年頃からグルテンエサのポンプ出しに取り組んできました。グルテンエサの種類、水量、ノズル径などいろいろ変えてテストを繰り返しましたがグルテン単体ではうまくいきません。しかし、卵黄やミリンなどを配合することによりどうにかハリ先にグルテンエサを小さく付けることが可能となりましたが、従来の手付けのグルテンエサに比べて集魚性に劣るため、競技会では勝負にならず使用を諦めました。試行錯誤を繰り返した結果、多くの時間を費やしましたが、いくつかの有用な知見を得ることができたので、それらを現在のエサ作り・エサ付け等に生かしています。
佐近さんも新しい魚外し・エサ付け法等を模索中です。次回はよい勝負ができるのではないでしょうか。
競技会翌日は終日冷たい雨。当初の計画では10/9開催でしたが、10/8に変更したのが結果としては大正解でした。

9/23 第6回競技会 結果
9月23日(土・祝)、市原園(千葉県市原市)。雨、降ったりやんだり、北寄りの風弱い、朝の気温22℃、終了時23℃。急激な気温低下。参加4名。2時間×3回戦。タナゴ(全種)の総尾数。
 ①回戦 7:30~9:30
 ②回戦10:00~12:00
 ③回戦 12:30~14:30

     【成 績】
順 氏 名    ①   ②   ③     総尾数
1 新田 晴夫 283 265 251  799尾
2 佐近津里彦 189 182 207  578尾
3 坂田  進 143 162 164  469尾
4 那須 義幸     ―  *¹100 130  230尾
   *¹2回戦途中(10:30)から参加
タナゴ総尾数(管理釣場)新記録
(前記録は692尾/佐近/2021.5.30・市原園)

チームタナゴ競技会報告    新田 晴夫
          ―7束超えの新記録達ー
 前日までは最高気温が29℃以上と暑い日が続いていましたが当日は一転、急激な気温低下で朝は肌寒いくらいでした。水温も多少下がり、魚の活性が上がったのか全員高釣果に恵まれました。那須さんは仕事の都合で2回戦途中から参加、また参加を予定していた谷内さんは連絡の手違いにより不参加となりました。
①回戦:佐近さんは西側・中央、坂田さんは南側・中央、私は北側・西寄りからスタート。竿は釣友作50㌢竹竿、ハリは常用していた極タナゴ(がまかつ)に換え、最近使い始めた新虹鱗タナゴ(ささめ針)。このハリは極タナゴよりやや大きめですが掛かりはよく、厳寒期でなければ十分使用できるとおもいます。価格も極タナゴのおよそ1/2と安価なのも魅力です。今年は池の透明度が例年より低いため視認性のよいプロペラ仕掛けを選択。
 魚を寄せるためグルテンエサを少し大きめに針先につけ投入すると、なんと1投目から数尾連釣。今日の高釣果を予感させるものでした。結果は143~283尾。200尾超えは何回か達成していますが、283尾は自分でもびっくりです。
②回戦:私は①回戦と同じ場所。佐近さん、坂田さんは①回戦の場所から小移動。那須さんも30分遅れで参戦。西側・中央からスタートです。結果は100~265尾。
 ③回戦:私は①回戦から同じ場所。佐近さん、坂田さん、那須さんは②回戦の場所から小移動。高活性は納竿まで続きました。結果は130~251尾。佐近さんはここでようやく200尾超え。200尾超えの実績がある坂田さんは少し不満げな様子。那須さんも最近腕を上げており、トップ争いに加わることを楽しみにしています。
いつもは合計釣果4~500尾台がトップですが、今回は私が良すぎました。
厳しい暑さが去り、タナゴ釣りにとってはこれから好機を迎えます。次回(10/8)も市原園で開催予定です。多くの方々の参加をお待ちしております。

7/9 第5回競技会 結果
7月9日(日)、野田幸手園(千葉県野田市)、曇りのち晴れ、時々小雨が降る不安定な天気、南寄りの風やや強い。
参加2名。2時間×3回戦。タナゴ(全種)の総尾数。
①回戦 8:00~10:00 /②回戦10:10~12:10 /③回戦 12:40~14:40
   【成 績】
順 氏 名    ① ②  ③   総尾数
1 新田 晴夫   15  49   26  90尾
2 那須 義幸    7  12   27  46尾 
報告    新田 晴夫
― 寒期をおもわせる貧果・野田幸手園 ー
当初、予定していた野田・木間ケ瀬が不調ということで、近くの野田幸手園に変更・実施することになりました。野田幸手園はヘラブナ管理釣場として有名ですが、2021年に道路わきの水路を利用して有料のタナゴ釣場を開設しました。
参加者は那須さんと私の2名のみ。残念ながら佐近さんは交通事故の影響で参加できず、二人だけのさびしい競技会となりました。
幸手園は共に初めての釣場なので、まずは事前探索。入口左手の事務所裏は何の変哲もない水路で、二人の方が竿を出していたので様子を聞くと、まあまあ釣れているとのこと。次に入口右手の杭回りを探索。水路の幅は1.5㍍ほどで、手前側に乱杭があり、所々には水草もあり雰囲気はよさそう。この場所は5/31の佐近さんの試釣りでは65尾/hほど釣れていたので、まずはここからスタートすることに。
①回戦:竿は約50㌢、道糸はナイロン0.175号。ボディ長14㍉の親ウキに6個の糸ウキ仕掛けを使用。ハリはささめ針の新虹鱗タナゴ、ハリスはテトロン#120、2㌢。寄せエサを茶かごにセットし、期待を込めてグルテンエサを打ち込みます。しかし、たまに釣れるのはモロコ、ブルーギルにマブナにヤマベまでも。肝心のタナゴが釣れません。那須さんも同様に苦戦。仕方なく奥の桟橋近くまで移動し、ここでようやくタナゴの姿をみることができました。私は15尾、那須さん7尾。
②回戦:タナゴの姿を求めて小移動を繰り返し、2時間でやっと49尾、那須さんは12尾。
③回戦は事務所裏の水路へ。ここでもジャミが多く、タナゴが続きません。終了間際には那須さんの仕掛けに大きなヘラが掛かり、自製の仕掛けが無残にも水中に...。那須さん27尾、私は26尾。1尾負けてしまいました。
今回、初めて競技会を野田幸手園で開催しましたが、寒期並みの貧果に終わってしまいました。入漁料を徴収する管理釣場としては明らかに個体数が少ないと感じました。釣れる魚は3.5㌢以上の大型が多く、市原園のような2~3㌢クラスの魚が少ないことからもそれが伺えます。また、水面に油膜が浮いており、使用したウキや糸ウキなどに付着した汚れが、中性洗剤で洗った程度ではきれいに取れないなど水質にも不安が残ります。外道もモロコ、マブナ、ヘラブナ、ヤマベ、ブルーギルなど多彩で那須さんは③回戦終了間際に大きなヘラブナが掛かり、仕掛けを失うなどのアクシデントもありました。
9月の第6回競技会も野田・木間ケ瀬が予定されていますが、木間ケ瀬が不調であれば野田幸手園でなく、魚影が格段に濃く入漁料も割安な市原園への変更も考えています。この頃には佐近さんも復帰できると思いますので、より多くの方々の参加をお願いします。

 

6/11 第4回競技会  中止
参加申込が少なく、大雨予報のため、中止しました。

5/7 第3回競技会 結果
5月7日(日)、市原園(千葉県市原市)、小雨後強雨、南西の強風、朝の気温20℃、午後から冷え込み寒い。
参加4名。2時間×3回戦。タナゴ(全種)の総尾数。
①回戦 7:30~9:30
②回戦9:50~11:50
③回戦 12:20~14:20
      【成 績】
順  氏 名     ①     ②     ③     総尾数
1  新田 晴夫  100   87  124   311尾
2  佐近津里彦    91   63   61    215尾
3  谷内  透    60*¹   60      43*²  163尾
4  那須 義幸    43   37   53    133尾
*¹1回戦:15分遅れでスタート   *²3回戦:20分早上り 

   報告    新田 晴夫 
   ― 強風・大雨の悪コンディションのなか、がんばりました ー
朝から雨と南西の強風が吹き荒れる最悪のコンディション。そんな中、4人の強者が市原園に集結しました。タナゴ釣りはへチ際を釣ることが多いので、多少風が強くとも風を背にすればどうにか釣りになります。私は小型のヘラ台にパラソルを取付け、雨に備えますが、風でヘラ台ごと飛ばされそうになる始末。パラソルはあきらめてカッパのみで競技にのぞむことに。佐近さん、那須さんは、写真のように金属製の柵に大型の万力を取付け、パラソルを固定していました。市原園ではこの方法がベストのようです。
 ①回戦:谷内さんは南側・東寄り、私は南側・中央、佐近さんは南側・西寄りに、那須さんは西側・南寄りに釣座を構えました。50㌢の竿に軽めの仕掛けをセットし、グルテンエサをハリ先に小さくつけ、約15㌢のタナに振り込むとすぐにエサのまわりに魚が寄ってきますが食いが渋~い。タナを一旦25㌢くらいに下げ、5㌢毎に上層へと探っていくと7~10㌢くらいの極浅ダナが掛かりがよさそうです。しだいに雨脚が強まり、雨粒が水面を叩くので水中にある糸ウキが見難く、アタリがうまく取れなくなってきました。そこで次の一手を繰り出します。アタリがわからなくとも、仕掛けがなじんで直ぐのタイミングで聞きアワセを加えることにより掛かる率がアップ。数を稼ぐことができました。釣果は43~100尾。風雨の影響もあり皆さん釣果を伸ばすことができませんでした。
 ②回戦:谷内さんは①回戦と同じ場所、私は北側・西寄りに、佐近さんは西側・南寄りに、那須さんは西側・中央に移動。風は幾分弱まってきたものの相変わらず強い雨が降り続くので釣りづらく、37~87尾と全員が釣果ダウン。
 ③回戦:谷内さんは①、②回戦と同じ場所、佐近さんと私は①回戦と同じ南側に移動。那須さんは西側で小移動。釣果は43~124尾。那須さんと私が釣果を伸ばしました。
 今回は天候に恵まれず、終盤には気温も下がって寒さも加わり、つらい競技会となりましたが皆さんがんばってくれました。次回(6/11)は野田・木間ケ瀬で野釣りの予定です。多くの方々の参加をお待ちしております。梅雨の季節も近いので雨と暑さ対策を忘れずに。

4/9 第2回競技会 結果
4月9日(日)、市原園(千葉県市原市)。晴れ、北西の強風、朝の気温8℃、終了時11℃。急激な冷え込みで朝は寒い。
参加6名。2時間×3回戦。タナゴ(全種)の総尾数。
①回戦 7:30~9:30
②回戦9:50~11:50
③回戦 12:20~14:20
  【成 績】
順位  氏 名     ①    ②    ③     総尾数
1 新田 晴夫     162  131  140   433尾
2 佐近津里彦     130    96  143   369尾
3 坂田  進     103  106    88   297尾
4 三善信太郎    82    85    66   233尾
5 谷内  透*   30    79    84   189尾
6 那須 義幸    43    38    58   139尾
1回戦途中(8:30)から参加

チームタナゴ競技会報告    新田 晴夫
      ― マイクロバスも入り大混雑の市原園 ー
久し振りに坂田さん、三善さん市原園競技会に参加。急激な冷え込みにより朝の気温は8℃、4月とはいえ防寒着が必要なくらいの寒さです。谷内さんを除く5名が到着してほどなく、駐車場に1台のマイクロバスが。天気予報は北西の強風のため、マイクロバスの釣り会が入る前にまずは風に強い釣座の確保が先決です。三善さん、坂田さん、佐近さん、私は風を背に受ける北側に、那須さんは西側・北寄りに釣座を設定。マイクロバスの釣り会は8名で、一斉に西側に並びました。他に一般客5~6名、風に対して有利な釣座が限定されるため、今まで経験したこともない混雑状態のなか競技開始。
 ①回戦:まず魚を寄せるため大きめのグルテンエサを打ち続けると、ほどなく魚が上層に集まってきました。ただ、昨年までのように魚が塊り状に群れる「タナゴボール」とは程遠く、食い込みもさほどよくありません。まず水面から15㌢くらいのタナから釣りはじめ、しだいにタナを上げていき大部分は10㌢くらいのごく浅いタナで釣りました。佐近さんはこれより少し深めだったようです。釣果は30~162尾。30分遅れで開始した谷内さんは風を背にする釣座に空きがなく波立ちがある東側・南寄りの釣座で不利な条件。那須さんは他会の上手な方に挟まれてしまったためか釣果が伸びませんでした。
 ②回戦:谷内さんのみ波立ちがある東側を小移動。他のメンバーは風の影響と混雑のため移動したくともできない状態なので①回戦と同じ場所で釣りました。釣果は38~131尾。谷内さん、坂田さん、三善さんが釣果を伸ばしました。
 ③回戦:強風がいくらか収まってきたので、那須さん、佐近さん、坂田さん、私は南側に大移動。ただ、坂田さんは魚の寄りがわるいのでほどなくして②回戦の場所に戻りました。釣果は58~143尾。坂田さん、三善さん以外は釣果を伸ばしました。同じ場所で釣り続けると魚がしだいにスレてくるので多少でも釣座を移動したほうがよいとおもいます。
今回使用したタックルは
竿:竹竿(釣友作)、12㌢6本継のうち3本を使用+自製ハカマを装着し全長約40㌢
道糸:ナイロン0.175号(オーナー・ザイト)
糸ウキ:UVレジン(紫外線硬化樹脂・まるき)極小6個で下地に水性塗料(白)、その上に油性蛍光塗料(白)を塗布
ウキ:ボディ長10㍉、バルサ材で自製
ハリス:テトロン#120番、2.5㌢
ハリス止め:0.3㍉のステンレスバネ線で自製
ハリ:極タナゴ(がまかつ)、魅玄(ミクロ)タナゴ(オーナー)スレバリ、多少のバレは承知の上で手返しを優先
昨年までの暖期(4~11月)は仕掛けが魚にもまれてアタリが明確にだせないため、ボディ長16㍉程度の大きめのウキ(オモリ負荷約90mg)を使用することが多かったのですが、今年は魚がかなり少なく魚に仕掛けがもまれることも少ないのでボディ長10㍉程度の小さめのウキ(オモリ負荷約35mg)が釣りやすいと感じています。ちなみにヤマベ釣りに使用する8号ガン玉1個の重量は約70mgです。
今年は水色がわるい上、魚も少ないので昨年のように時間100尾、6時間で計600尾超えは難しいとおもわれます。
次回(5/7)も市原園で開催予定です。多くの方々の参加をお待ちしております。

3/5 第1回競技会 結果
3月5日(日)、市原園(千葉県市原市)。曇り時々晴れ、北東のち南東の風、朝の気温5℃、終了時10℃。寒い。
参加4名。2時間×3回戦。タナゴ(全種)の総尾数。①回戦 7:30~9:30 /②回戦9:50~11:50 /③回戦 12:20~14:20
        【成   績】
順  氏 名    ①   ②   ③    総尾数
1 新田 晴夫   81   56   36   173尾
2 谷内  透   22*¹   66      67   155尾
3 佐近津里彦   69          58         19*²   146尾
4 那須 義幸   38     31    27      96尾
*¹1回戦途中(8:20)から参加
  *²魚入れを池に落下、約60尾放流

チームタナゴ競技会報告        新田 晴夫
      ― 佐近さん2度目の自主放流、1位を逃す ー
いよいよ2023年度開幕戦です。参加者は4名で残念ながら斉藤さん、小林(孝)さんは不参加。朝の気温は5℃、曇り空で肌寒く、3月に入ったとはいえまだ冬の様相を呈しています。
 ①回戦、佐近さんは東側・北寄り、那須さんは西側・北寄り、私は北側・中央、途中参加の谷内さんは東側・南寄りからスタート。例年この時期は池の透明度は高く、底がみえるのですが、最近は濁りがあり魚影は確認できません。まずは底付近でグルテンエサを大きめにつけ、魚が寄ってきたら少しずつタナを上げていきます。タナゴのサイズは1円玉よりやや大きめの2.5~3㌢と小さいこともありペースが上がらずやっと81尾。
 ②回戦は佐近さんが西側に移動。他の3名は場所移動なし。佐近さん、那須さん、私が釣果を落とすなかで①回戦と同じ場所で釣った谷内さんのみ大幅アップで②回戦トップ。
③回戦は佐近さんが南側・西寄りに、那須さんは西側・南寄りに移動。私も好調谷内さんの隣にもぐりこみましたが、魚の寄りがわるくギブアップ。仕方なく元の場所に戻りました。ここで佐近さんに悲劇が・・・ 大きな声に対岸をみると魚入れがプカプカ池に浮いているではありませんか。那須さんたちに引き上げてもらった魚入れに釣ったタナゴが残っているはずもありません。これで2度目の大失態、1位を逃してしまいました。2度あることは3度目もあるのかな? ③回戦も谷内さんがトップ釣果。①回戦最初から参加していれば初優勝だったとおもいます。
次回(4/9)も市原園で開催予定です。多くの方々の参加をお待ちしております。

2022.12/4 第8回競技会 結果
12月4日(日)、市原園(千葉県市原市)。晴れ、朝は3℃で冷えこんだが、次第に気温が上がる。参加3名。
2時間×3回戦。タナゴ(全種)の総尾数。
①回戦 7:30〜9:30 /②回戦9:45~11:45 /③回戦 12:15~14:15
     【成 績】
順  氏 名     ①   ②   ③      総尾数
1 佐近津里彦   123     75    173   371尾
2 小林 孝夫     89   107    103   299尾
3 谷内  透     14   106      77   197尾
※谷内さんは8:30頃遅れてスタート
《釣評》TLの新田さんが体調不良で欠場、斉藤さんが頭痛のため当欠となり、3人だけの寂しい競技会となりました。
 朝イチは3℃の厳しい冷え込み、難しいスタートになると思い、かすかなアタリもキャッチできる晴房(西濱氏の工房)の超軽量仕掛けを70㌢の竿にセット。まずは南岸のヘチ寄りの40㌢にタナゴグルテン競技用で大きめに打ち込みます。数投目でアタリ、次のアタリで最初の1尾をゲット。思ったより反応は悪くありません。少しずつアタリが多くなり、エサをグルテンワンにチェンジして連チャンを狙います。このところ使っているエサは、①タナゴグルテン競技用2+オカユ粉1+水2.5、②グルテンワン2+オカユ粉1+水2.5の2種類です。練った後、ベトつき防止のマヨネーズを絡めてできあがり。少し硬めのエサにしておき、水につけながら使います。タナゴグルテンは寄餌効果が大きく、最初の寄せる段階で多く使います。グルテンワンはきめ細かく、エサを小さくつけられるので活性の高いときに有効です。
 この日はグルテンワンに変えてしばらくするとアタリが遠のくので、タナゴグルテンと交互に使うようにしました。
 1回戦は時速60尾ほど。2回戦は少し動いて傾斜のある所に入りました。水箱が斜めになるので、木切れを探して下に敷いたのですが…。少し気温が上がって活性が上がり、好調になってきました。90分で100尾を超えた頃、なんと水箱が斜面を滑り落ちて水中にドボン! あわてて引き上げましたが、20尾も残っておらず、ガッカリ。気を取り直して残り30分で60尾ほど挽回。ペースとしては時速75尾。3回戦は平らな西側に移動。活性は上昇し、時速85尾にアップ。なんとか3束超で最終競技会を締めくくることができました。
 最近、オケに水を浅く張ってタナゴに触らずに外している人を多く見かけます。タナゴは大丈夫か、ちょっと心配ですが、外し方は理に適っているので、今回、水箱の上でタナゴをつかまずに手の中で踊らせ、落とし込む方法を試してみました。半分ほどはそれでハリ外しができたので、この方法をもうちょっと研究してみようと思います。(津)

11/3 第8回競技会 結果
11月3日(木)、市原園(千葉県市原市)。晴れ、11時頃から南風強まる。参加5名。2時間×3回戦。タナゴ(全種)の総尾数。
回戦 7:30〜9:30 /②回戦9:50~11:50 /③回戦 12:20~14:20
     【成 績】
順  氏 名     ①    ②    ③       総尾数
1 新田 晴夫   136  90 104   330尾
2 佐近津里彦   145  88   87   320尾
3 小林 孝夫     88  96   93   277尾
4 谷内  透      - 62   82   144尾
5 斉藤 卓三     47  43   40   130尾
 *谷内さんは2回戦から参加

 第8回競技会報告   新田 晴夫
朝の気温は10℃とやや冷え込みましたが日中は24℃まで上昇。10時頃からは予報に反し強い南風が吹き荒れ、難しい釣りを強いられました。
釣池は常時井戸水を汲み上げ、オーバーフローさせているにもかかわらず先月と同様、やや濁りが入っており目視では魚影を確認することができません。例年より釣果も落ち気味で、釣池で何かが起きているような気がしてなりません。
①回戦は西側中央付近に斉藤さん、南側東寄りに小林さん、東側南寄りに佐近さん、私は東側北寄りに釣座を構え釣り開始。竿は6本継の竹竿のうち、穂先と穂持の2本を使用。手元には自製のハカマを取付け、持ちやすくしています。竿の長さは50㌢ほど。道糸はナイロン0.15号、親ウキはボディ長12㍉、UVレジンに蛍光塗料を塗布した極小糸ウキを6個、ハリはがまかつ極タナゴ、ハリスはテトロン#120、約2.5㌢。
まずバラケ性の強いグルテンエサを大きめに付け、魚を寄せます。しばらく打ち続けると魚の寄りがみられますが市原園名物のタナゴボールには程遠い状態。やはり魚影は薄いようです。エサを小さく針先につけ打ち込むと徐々にハリ掛かりしはじめ、佐近さんには及ばなかったものの何とか136尾を釣りあげました。最近好調の小林さんは場所がよくなかったせいか88尾と失速。斉藤さんは残念な結果に。
②回戦は遅れて到着した谷内さんは東側中央付近へ。佐近さん、斉藤さんは①回戦とほぼ同じ場所、小林さんは南側の中央付近に、私は北側の東寄りに移動しました。10時を過ぎた頃、急に南風が強まり波立ちでアタリが取りにくくなったため、南側東寄りに大移動。
②回戦目は小林さんが本領を発揮し96尾でトップ釣果。
③回戦は風の影響を受けにくい南側に全員横一線に並び、私が104尾で接戦を制しました。佐近さんは③回戦開始前に大切な竿を強風に煽られ、池に落としてしまいそのショックが尾を引いたのか精彩を欠く結果に。
合計釣果は③回戦目で佐近さんを逆転し私がトップに。第6回、7回競技会の雪辱を果たしました。小林さんは②回戦はトップ、③回戦でも佐近さんを上回っており、最近の好調ぶりが伺えます。①回戦目の貧果が悔やまれますね。谷内さんは安定した釣りを展開しているものの後半の粘りが少し...。5分前に終了でなく、時間いっぱい釣りを続けてみては(笑)。斉藤さんはウキのシモリ具合など仕掛けのバランスがややよくないのかな? 仕掛けがなじんですぐのアタリで合わせるとハリ掛かりする確度が高いのと、小さなサソイも効果的ですので次回試してみるとよいとおもいます。

10/10 第7回競技会 結果
10月10日(月)、市原園(千葉県市原市)。曇り後晴れ、午後南風強まる。参加4名。2時間×3回戦。タナゴ(全種)の総尾数。
①回戦 7:30〜9:30 /②回戦9:50~11:50 /③回戦 12:20~14:20
  【成  績】
順  氏 名     ①   ②      ③      総尾数
1 佐近津里彦   112   155    138   405尾
2 小林 孝夫   147   108    121   376尾
3 新田 晴夫   126   124    118   368尾
4 谷内  透   102   128      82   312尾

小林さん、第一関門突破!                           佐近津里彦
 このところの降雨のせいか透明度が低く、水中の様子がわからず、モジリもあまり見えません。①回戦は南側に新田さん、小林さんがポンプをはさんで並び、東側に谷内さん、西側に佐近のポジションで開始。小林さんは一投目からアタリを出し、快調なスタートですが、新田さんと私はなかなか魚が寄らず苦戦。そのまま小林さんが好釣を続けて①回戦トップ!
 ポイント差が大きいと感じ、私は東側へ移動。ヘチの杭周りから攻めていると、少しずつ活性が上がり、浅ダナでも当たり始めました。ここで西濱氏作の超軽量プロペラ仕掛けを使うと、見事にプロペラが回り、横走りもよく見え、ミニサイズのプチ入れ掛かりを楽しんで何とか小林さんを逆転。③回戦は南風が強まってきたので、南西隅に移動。波立ちも出て、強い風の吹き流し状態でバラシも多発しましたが、なんとかまとめてトータル4束超となりました。小林さんは③回戦でも新田さんを上回る釣果で、トータル376尾と、8尾差で新田さんを押さえて初の2位となりました。今シーズン、ほぼ皆勤で、良く研究・練習を重ねてきた結果だと思います。おめでとうございます。今後はライバルとして三つ巴の競争を楽しみたいと思います。(津)

-夢でも良いからと思ったことが現実に-   小林 孝夫
  南北にやや長い長方形の管理釣り場、久しぶりの市原園での競技会です。参加者は私を含め、谷内さん、新田・佐近両名人の計4名で少し寂しい気もしました。心配された朝方の雨もなく楽しい競技会の一日でした。水面は少しの波立ちや風もなく穏やかでした。水はいつもより少し濁っており、透明性は余りありません。南風を予測した新田名人からのアドバイスを受け、少し東側寄りの南側に位置取りしました。谷内さんは南側にごく近い東側、新田名人は私の左の南側中央、佐近名人は西側中央にそれぞれ位置を取りました。
 竿はいつもと同じ小ブナ竿の先端2本を利用し、少し手を加えた長めの65㌢ほどです。餌は「持ち」を良くするためのグルテンワンを含む3種類のグルテン混合を、針はがまかつの「極タナゴ」を使用しました。2時間×3回戦の合計で競う競技会の1回戦が始まりました。第一投、すぐにアタリがあり幸先の良い最初の1尾をゲット。水の濁りでいつものようないわゆるタナゴボールは見えませんが、魚影は濃く、活性の高さも感じました。その後もほどよい間合いでアタリが続き、好調なうちに1回戦が終了、合計147尾で新田名人(126尾)、佐近名人(112尾)を抑え、1回戦とはいえ初の1位となり、嬉しさより驚きが勝りました。
 2回戦は私、谷内さん、新田名人は共に1回戦と同位置、佐近名人は1回戦と反対側の東側中央付近に位置しました。1回戦のあのアタリはどこへ行ってしまったのでしょう。ハリスがハリス止めに巻きつくトラブル (目の前のことに夢中で、仕掛けを一式交換すれば良いという簡単なことに後で気付く、未熟未熟!) と1回戦と同位置のため、タナゴが擦れていたかもしれないこと等から釣果はあまり上がりません。このままでは2回戦は最下位との嫌な予感が脳裏をよぎり、そのまま2回戦を終了しました。結果、2回戦は108尾と激減、トップの佐近名人(155尾)、谷内さん(128尾)、新田名人(124尾)に敗れ、予感が的中、最下位に沈没してしまいました。いつも1回戦で1位でなくても巻き返しをはかり、終わって見れば必ず交互に1、2位を占める両名人ですから、今回も同じパターンになってしまいそうです。
 3回戦は2回戦の反省から東側に位置変えをしようと思いましたが、朝の新田名人と同じく佐近名人からも南風が吹くので南側が良いとのアドバイスを頂き、新田名人の右側から左側に移動しました。新田名人はほぼ1回戦と変わらず、佐近名人は西側寄りの南に移動し、両名人が私を挟む形となりました。開始直後から比較的好調に推移しましたが、途中から釣れ出したエビに悩まされ、親ウキの回りにも数匹が遊泳し始めました。糸ウキに寄って来るのかも知れません。中にはタナゴに抱きつく妙な形でタナゴと同時に釣れることもありました。タナゴに加え途中から南の強風にも少し悩まされました。釣り上げたタナゴが強風のため仕掛けと共に前方に吹き流され、ひと苦労の場面もありました。このままではまた最下位になってしまうのではとの不安が再び沸いて来ました。エビから逃れるため小まめに前後左右に変えながら仕掛けを投入、また、タナを水深30㌢から40㌢位に下げました。結果、状況は一変、次々とヒットし、手返しもスムーズになり、釣果は急速に伸びましたが、残念ながら終了時刻となってしまいました。3回戦の結果は、後半の好調さもあって何とか持ち直し、121尾で新田名人(118尾)、谷内さん(82尾)を押さえ、佐近名人(138尾)に次いで辛うじて2位となりました。
 合計では、1回戦の貯金が効いて、何と佐近名人(405尾)に次ぐ2位(376尾)となりました。新田名人(368尾)を破り両名人の中に分け入ることが出来、夢でも良いから見たかったことが現実となりました。そう言えば競技開始前、新田名人に「夢の夢でも良いから、新田、佐近両名人の2強どちらかに勝ってみたい」と話したことを思い出し、そのことが夢ではなく当日に奇跡の現実が起きました。
 優勝したわけでもないのに何故こんなに嬉しさと驚きを感じるのでしょうか。両名人は絶対王者と言っても過言ではない実績があり、今回も終わって見れば優勝はやはり両名人のひとり佐近名人が獲得しました。その牙城の一角を、フロックながら間違いなく崩したからでしょう。フロックでも私の励みになり、タナゴ釣りが益々面白く感じるようになりました。
 新田名人ありがとうございました。タナゴ釣りでは沢山のことを教えて頂きました。競技終了後、新田名人に「これで100分の1位恩返しが出来たかな」と言うと「もう教えてあげないから」と笑いながらおっしゃいました。新田名人、冗談でしょう。これからもよろしくご指導お願いいたします。管理釣り場のタナゴ釣りは仕度も簡単で気軽に出来る釣りですが、小さな魚体故に非常にデリケートな釣りと思います。一度やったらやめられません。次回が楽しみです。是非皆様にも参加をお勧めします。

9/23 第6回競技会 結果
9月23日(金)、木間ケ瀬(千葉県野田市)。雨後曇り、蒸し暑い。参加6名。2時間×3回戦。タナゴ(全種)の総尾数。
①回戦 7:10〜9:10 /②回戦9:30~11:30 /③回戦 12:00~14:00
【成 績】
順  氏 名   ①     ②       ③      総尾数
1 佐近津里彦   72   214    126   412尾
2 新田 晴夫   41  91     127   259尾
3 小林 孝夫   57     74    47   178尾
4 斉藤 卓三   46     20       46   112尾
5 川村 多平   25     36    34    95尾
6 三善信太郎   10     35       42    87尾

  野釣りで久々の時速100尾超! 佐近津里彦
台風15号が接近中で、一日中雨の予報でしたが、朝のうちは降ったものの、8時過ぎにはやみ、その後は蒸し暑い曇りの一日となりました。降雨が続いたせいか、水はかなり澄んで、低水位。ポンプを稼働し、排水したようです。
 1回戦は右側の水深50㌢の深場に柵を立てて寄餌をすると、しばらくして大型が集まってきました。入れ掛かりにはなりませんが、良型中心にポツポツ。ところが、1時間を過ぎたあたりで、ノーアタリに。魚影も全く見えなくなりました。隣の川村さんもアタリがないようです。少し歩いて観察すると、左岸側の浅場に小型がヒラを打っています。即移動し、エサ打ちを始めると小型が活発にエサを追い、最後の20分で20尾ほど追加。
 2回戦は、左岸の浅いポイントをいくつか探して、みんなより上流側に柵を設置、寄餌をするとギラギラヒラを打ち始めました。水深は20~25㌢、タナ15㌢あたりで活発にあたります。一発で食い込むように、エサを針先にごく小さくつけると、入れ掛かり開始です。時速100尾オーバーのペース、終わりまで途切れることなく214尾。2~3㌢のミニサイズばかりですが、ハリ掛かり良く楽しめました。
 3回戦は、同じ場所で始めましたが、スレてきたのか、アタリは活発ですが、ハリ掛かりがよくありません。少し下流や沖合などポイントを少しずつ変えながら何とか126尾。新田さんに1尾及びませんでしたが、トータル4束超の好釣果でした。
 一ヶ所では長続きしないので、アタリがおかしくなったら、ポイントを変えた方が良さそうです。
 竿50㌢、道糸0.2号、1.5㌢肩通しウキ、目印3~6個、全体がゆっくり沈んでいくよう0.1㍉厚の板オモリで調節。針はがまかつ極タナゴの3面研ぎ(自作)。エサはタナゴグルテン競技用4+オカユ粉1+水5+マヨネーズと、グルテンワンメインの2種類を用意し、アタリが少しおかしくなったらエサの交換をしています。市原園でも同様のエサを使っています。

6/26 第5回競技会 結果
6月26日(日)、木間ケ瀬(千葉県野田市)。晴れ、南寄りの風、35℃の猛暑。参加5名。2時間×3回戦。タナゴ(全種)の総尾数。
①回戦 6:30〜8:30 /②回戦8:50~10:50 /③回戦 11:30~13:30
       【成 績】
順  氏 名   ①     ②     ③     総尾数
1 新田 晴夫  61  81  72   214尾
2 佐近津里彦  75  72  40   187尾
3 川村 多平  87  33  19   139尾
4 小林 孝夫  46  42    7    95尾
5 那須 義幸  19  13  22    54尾

チームタナゴ2022第5回競技会報告 新田 晴夫
 今回の参加者は5名。谷内さん、坂田さん、三善さんは不参加です。谷内さんは電車の乗り換えや階段の上がり降りが大変ということで、また市原園での競技会で再会したいと思います。
 まだ6月なのに気温がグングン上がり、猛暑日となりました。翌27日には例年よりひと月も早い梅雨明け宣言。これから先が思いやられます。参加の皆さん、熱中症対策としてパラソルと飲物を持参。気合十分でした。
 川村さんは2回目の参加ですが、前回の反省から道具を一新したようで、①回戦は87尾とトップの成績。このまま突っ走る気配さえありましたが、残念ながら②回戦以降失速。今後油断できない存在になりそうです。小林(孝)さんは①、②回戦はまあまあだったものの、③回戦目はなんと7尾。あの強い流れに対し、流れ止めの衝立が小さかったかもしれません。
 那須さんは①、②回戦で場所選びに失敗したようです。
私は①回戦目は下流側の水深約40㌢の浅場からスタート。しかし、魚の寄りがわるく61尾と川村さん、佐近さんに差をつけられてしまいました。②回戦からは深場がよいのではと判断し、桟橋のなかではおよそ水深約60㌢と一番深く、流れも強い場所に移動。これが正解で順調に数を伸ばすことができました。
②回戦終了時には佐近さん147尾、新田142尾、川村さん120尾と接戦でしたが、③回戦で明暗が分かれました。③回戦が始まる頃から流れがしだいに強くなり、水かさが増し、濁りも入ってきました。およそ1時間経過しても釣れるペースは悪くなるばかり。寄せエサのカゴに魚は群がっているのですが、流れの早さにエサを追いきれていないようなので、急遽予備の衝立を取りに車に戻り、二段構えの流れ対策を行いました。これが奏功し、アタリが出始め何とかまとめることができました。ただ2枚目の衝立は62㌢と小さめで、さらに水かさが増せば、越水する可能性もあるので、もう1枚も90㌢を用意する必要がありそうです。2枚の衝立の適正な間隔については今後の課題とします。
 佐近さんは強い流れに見切りをつけ、左岸側の流れの緩やかな浅場に移動したもののアタリは少なかったようです。
 使用したウキは①回戦ではボディ長14~15㍉、③回戦では流れに負けないようにボディ長19㍉と大きめのウキに交換しました。ハリはささめ針の新虹鱗を使用。がまかつの極タナゴよりひと回り大きいのでハリを持ちやすいのが利点です。ただし、ハリ先は極タナゴと同程度かそれ以下に落としています。また、魚を外しやすいようカエシをわずか残した程度の「半スレバリ」に加工しました。
9月の競技会も木間ケ瀬で開催予定です。木間ケ瀬は昼頃から増水し、流れが強くなることは覚悟しておいたほうがよいとおもいます。

5/29 第4回競技会 結果
5月29日(日)、木間ケ瀬(千葉県野田市)。晴れ、南寄りの風、暑い。参加8名。2時間×3回戦。タナゴ(全種)の総尾数。
①回戦 8:00〜10:00 /②回戦10:15~12:15 /③回戦 13:00~15:00

       【成 績】
順位 氏 名   ①   ②   ③     総尾数
1 新田 晴夫   81  81  54   216尾
2 佐近津里彦   30  31  40   101尾
3 坂田  進   15  37  48   100尾
4 小林 孝夫   17  29  49    95尾
5 谷内  透   19  34  11    65尾
6 那須 義幸   15  12  30    57尾
7 川村 多平   14    4  18    36尾
8 三善信太郎   15    5     11    31尾                                      

チームタナゴ2022第4回競技会報告 新田 晴夫
コロナウイルス感染も終息の兆しがみえはじめ、自粛?していた坂田さんが帰ってきました。コブナ釣りでは常連の川村さんもタナゴ初参加。三善さんも久し振りの参加で、過去最多の8名と賑やかな競技会となりました。今までは千葉県山武市の釣パラダイス、千葉県市原市の市原園、埼玉県戸田市の道満河岸へら鮒つり場とすべて管理釣場で開催してきましたが、今回の釣場は千葉県野田市の木間ケ瀬で、チームタナゴとして初めての野釣りです。
 前々日に降った大雨により桟橋が冠水したのではと心配していましたが、機場で排水したのか、前週の試釣り時よりもかなり減水していました。このため左岸側の流れが緩やかな浅場は減水によりさらに浅くなり、竿が出せない状態に。常連さん達は早々と撤収しました。
 8時ちょうどから①回戦開始。谷内さんと私は桟橋の下流側、他のメンバーは上流から中流側へ入りました。まず、流れ止め用の衝立を園芸用支柱で固定してからボール形の茶こしに入れた寄せエサを水深約40㌢の中層に吊るします。竿は全長55㌢、仕掛けは親ウキ16㍉、ハリ極タナゴ、グルテンエサで釣り開始。寄せエサの効果でボツボツ掛かりはじめ、まずまずのスタートがきれました。以後はほぼ同じペースで①回戦終了、81尾でした。佐近さんは衝立を家に置き忘れたとのことで30尾と残念な結果に。他の人たちも14~19尾と釣果が伸びませんでした。
②回戦目に小林(孝)さんが私の隣に移動してきたので、浅場用に用意していた小さめの衝立と寄せエサを使ってもらいました。その効果か、③回戦では49尾と2番目の釣果。私の下流に入っていた谷内さん、川村さん、三善さん、那須さんは強まった流れに苦労していました。木間ケ瀬では流れ止め用の衝立は必需品ですね。①回戦不調だった坂田さんは③回戦で挽回、さすがです。
一般に流れのある川では就餌行動が活発で、食い込みがよいのですが、木間ケ瀬ではグルテンをかなり小さめにつけないとハリ掛かりしませんでした。理由は定かではありませんが、管理釣場と野釣りの違いかもしれません。
寄せエサは主にヘラエサを使用しました。底付近からタナまで魚を寄せるための重めのエサ(赤ヘラ、ヘラスイミー、エビ粉)とタナに留めておくための軽めのエサ(浅ダナ一本)をブレンド。これをボール形の茶こしに、粉の状態で6分~8分目程度入れます。寄せた魚の数に比べて釣れる率が低かったのは、寄せエサが出過ぎていたせいかもしれません。少し練るなどして出かたをコントロールする必要がありそうです。寄せエサについては人により考えが異なるため正解はないとおもいますので、自分なりのブレンドをみつけてください。今回の釣行で流れ対策や寄せエサなどの状況を把握できたとおもいますので、次回に生かしてください。

5/4 第3回競技会 結果
5月4日(水)、市原園釣堀センター(千葉県市原市)。晴れ、南寄りの風次第に強まる。参加5名。2時間×3回戦。タナゴ(全種)の総尾数。①回戦 7:15〜9:15 /②回戦 9:40~11:40 /③回戦 12:15~14:15
                         【成 績】
順 氏 名     ①     ②    ③      総尾数
1 新田 晴夫  126  151  142   419尾
2 佐近津里彦  151  133  118   402尾
3 那須 義幸    88    85  137   310尾
4 谷内  透  110    84    67   261尾
5 小林 孝夫    92    82    87   261尾
《賞品ご寄贈者/順不同・敬称略》ありがとうございました。佐近津里彦

第3回競技会報告 新田 晴夫
 参加者は5名、コロナ行動制限解除により自粛中だった小林(孝)さんが戻ってきました。那須さんは今回が3回目の参加。予報では南西の風が強まるとのことで谷内さんは西側に、他の4人は風を背に受ける南側に並び①回戦が始まりました。使用竿は50㌢、仕掛けは親ウキ16㍉、糸ウキ4個、ハリは極タナゴ(がまかつ)、ハリスはテトロン#120・2㌢、へチ寄りの水深は約60㌢で上層10~15㌢を狙います。グルテンエサを打ち込むとすぐにタナゴの寄りがみられますが、市原園名物のタナゴボールには至らず、活性もイマイチ。昨年同時期に比べて2㌢前後の新子が少なく、2.5~3㌢くらいの中型が多いようです。1時間過ぎてもペースが上がらないので、親ウキを12㍉と軽めにし、さらには食い込み重視でハリをひと回り小さめのミクロタナゴ(オーナー)に変更すると若干ペースアップ。①回戦トップだった佐近さんも151尾と期待していた100尾/hには遠く及びませんでした。
 ①回戦時、右隣の小林(孝)さん、左隣の那須さんと比べて魚の寄りが悪いと感じていたので、②回戦は西側・南寄りに移動しました。谷内さんは①~③回戦共西側で小移動、佐近さんは③回戦から西側中央へとそれぞれ移動。小林(孝)さんと那須さんは①~③回戦まで同じ場所で釣り切りました。同一場所ではしだいに魚がスレ、釣果が落ちてくるのが普通ですが、那須さんは③回戦目で西側への移動を迷いに迷った末、移動しなかったのが正解で、2時間の釣果では137尾と佐近さんを破って大幅に自己新記録達成。私との差もわずか5尾、あぶなかった~。タナゴ釣り参加わずか3回目ですが、今後が大変楽しみです。釣りに向き合う真摯な態度にも好感が持てます。これからは海釣りも含め、多くの釣りを経験してほしいものです。
 合計釣果は③回戦で逆転して新田419尾、佐近さん402尾、僅差での勝利でした。次いで那須さん310尾と初めての上位。谷内さん、小林(孝)さんは261尾で同数でした。
 谷内さんは80歳超え、小林(孝)さんと私も傘寿寸前の後期高齢者。タナゴ釣りは道具が少なく、移動も少なく、体力の消耗も少ないので高齢者向きでかつ奥の深い釣りといえます。月末には柏市近郊で久し振りに野釣りを行う予定ですので、多くの方々の参加をお願いします。

3/6 第2回競技会 結果
3月6日(日)、市原園釣堀センター(千葉県市原市)。晴れ、西寄りの風次第に強まる。参加4名。2時間×3回戦。タナゴ(全種)の総尾数。①回戦 7:30〜9:30 /②回戦 9:45~11:45 /③回戦 12:25~14:25
                         【成 績】
順 氏 名   ①  ②  ③   総尾数     竿・エサ等
1 新田 晴夫 50  89  88  227尾  80㌢・40㌢ グルテンワン+グルテンファイ
2 佐近津里彦 52  66  74  192尾  92㌢・55㌢ グルテンワン、タナゴグルテン
3 谷内  透 25※ 40  49  114尾  75㌢
4 那須 義幸 22  23  25   70尾     64㌢
※谷内さんは8:20頃遅れてスタート

2022第2回競技会報告 新田 晴夫
参加者は4名、常連の谷内さん、佐近さん、私に加え那須さんは今回が2回目の参加。
谷内さんの現地到着が遅れたので7:30から3名で①回戦開始。佐近さんは南側の東寄り、那須さんは西側の北寄りからスタート。私は当初、魚影が濃い南側に釣座を構えましたが、予報では西寄りの風が強まるとのことでしたので、悩んだ末、風を背に受ける西側中央に移動しました。
谷内さんは50分遅れで8:20頃から西側南寄りからスタート。出だし好調に釣っていた佐近さんは強風による波立ちにたまらず西側に移動。全員が西側に並びました。
 3月に入り気温も上昇し、朝は6℃と2月の競技会時よりも8℃も高く、魚の活性は上々。エサ打ちを繰り返すと水面下25㌢くらいに市原園名物のタナゴボールが出現します。皆さんボツボツ掛かっている様子でタナゴ2回目の那須さんも自ら改良した仕掛けでよく釣っています。①回戦は佐近さんが52尾でトップ、私は50尾、谷内さん25尾、那須さん22尾でした。
②回戦、③回戦も全員同じ釣座で開始。水温上昇により活性が上がり底よりも中層でよく掛かり、皆さん①回戦より釣果を伸ばしました。合計釣果は新田227尾、佐近さん192尾、実釣時間50分少ない谷内さん114尾、那須さんは70尾と頑張りました。
活性がさらに上がる4月以降は手返し勝負になりますので、仕掛け、エサ等に工夫を凝らして佐近さんに対抗していくつもりです。5月には柏市に近い野田・木間ヶ瀬地区での野釣りも予定されていますで、多くの方々の参加をお願いします。 

1/9 第1回競技会 結果
1月9日(日)、市原園釣堀センター(千葉県市原市)。晴れ、朝は-2℃の冷え込み、日中は12℃まで上昇。風弱く穏やか。参加5名。2時間×3回戦。タナゴ(全種)の総尾数。
①回戦 7:30〜9:30 /②回戦 10:00~12:00 /③回戦 12:30~14:30
       【成 績】
順 氏 名   ① ② ③  総尾数      場 所
1 新田 晴夫 17 36 31  84尾 ①、②:南側中央、③:北側中央
2 佐近津里彦   8 11 18  37尾 ①、②:西側南寄、③:南側中央
3 谷内  透 ※   6 26  32尾 ②:西側南寄、③:西側中央
4 那須 義幸   1   4 15  20尾 ①、②:西側中央、③:南側中央
5 小林 孝夫   5 10   4  19尾 ①:南側東寄、②:東側中央、③:東側南寄
 ※谷内さんは遅れて到着、②回戦から参加

2022第1回競技会報告  新田 晴夫
参加者は5名、小林さんは2回目、那須さんは今回初参加。朝の気温は-2℃と冷え込みましたが、昨年同時期(-6℃)程ではありません。
7:30から4名で①回戦開始。小林さんは南側の東寄り、佐近さんは西側の南寄り、那須さんは西側中央、私は南側中央からスタートです。冷え込みによる活性低下に加え、底がみえるほど水が澄んでおり、魚の警戒心も高まっているようで、皆さんアタリがでない様子。私は市原園では長めの84㌢(竿知作4本+ハカマ)の竿で底狙い。ハリはオーナーの魅玄(ミクロ)タナゴを使用。ミクロタナゴは極タナゴに比べて針先が鋭く、短めなので、小型でもエサを吸い込みやすいのが特徴です。一方、バレやすいとの評価もありますが、暖期と違って今の時期はハリに掛かってからも暴れずに素直に上がってくるのでバレも少ないようにおもいます。難点は針先に比べて軸が太目なことでしょうか。道糸はオーナーのザイト0.175号、親ウキはバルサ材で自製したものでボディ長14㍉(暖期は16~20㍉)、UVレジン(紫外線硬化樹脂)で作った5個の糸ウキ。以前は食い上げのアタリがでやすいように浮力のある水鳥などの羽根を使っていましたが、作るのが面倒なので今はUVレジンを使用しています。エサはややバラケやすい野釣りグルテン-α21系とハリ残りのよいグルテン1-グルテン5系の2種を用意。いずれもべたつき防止のため、オリーブオイルを塗布し少し練り込みました。
初めは野釣りグルテン-α21系のエサを大きめにつけ魚を寄せます。親ウキが動くほど活性が高くないので糸ウキをオモリ近くまで下げ、一番下の糸ウキのわずかな動きでアタリを取ります。エサ打ちを繰り返すうち、魚の寄りもみられボツボツ掛かるようになりました。仕掛けが馴染んですぐのアタリで掛かることが多いので、アタリが糸ウキに出なくとも、そのタイミングを計ってやや大きめに竿を上げると掛かっていることも度々。この時期は空合わせも有効なようです。
 ②回戦からは谷内さんも参戦。10:00ちょうどにスタート。谷内さんは西側南寄に釣座を構えます。小林さんは東側中央に移動、佐近さん、那須さん、私は①回戦と同じ場所で釣り開始。水温上昇もあり、皆さん釣果アップ。
③回戦は12:30スタート。私と入替えに那須さんが南側中央に移動。佐近さんは那須さんの隣に、谷内さんは西側中央に、小林さんは東側中央から東側南寄へと移動しました。私は誰も入っていない北側中央に大移動。③回戦では谷内さん、那須さんが大幅に釣果アップした一方、なんと小林さんは撃沈。釣れないときは大きく場所移動することも必要ですね。それでも昨年同時期のトップ44尾よりも釣果は増えており、魚影も間違いなく濃いので水温が確実に上昇する3月は期待できるとおもいます。ヤマベ釣りで伸び盛りの那須さん、タナゴ初挑戦でも頑張りました。小林さん、那須さん、これからも引き続き参加をお願いします。