ハゼ同好会

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今後の予定(2024年)

9月29日(第5日曜日) 総重量競技会 

 

これからの予定

2024年度は、猛暑の8月を避け、9月に総重量競技会を予定します。

これまでの結果

2023.9/17 総重量競技会 結果
9月17(日)、中潮(干潮12:33、満潮6:28)。晴れ、最高気温33℃、暑い。ボート釣りは江戸川・たかはし遊船利用。参加4名。6:00開始、12:00納竿、12:30までに集合。熱中症対策のため早上がり。
順位  氏 名        総重量
1位 新田 晴夫  1,510㌘ (立ち込み/佐野遊船上流)
2位 佐近津里彦  1,190㌘ (立ち込み/佐野遊船上流~妙典橋周辺)
3位 佐藤 豪     760㌘ (佐野遊船桟橋)
4位 斉藤 卓三    380㌘ (ボート)

結果報告          新田 晴夫
今年は猛暑続きのためか参加者は過去最低の4名のみ。競技時間も熱中症対策として数釣り競技会と同様、6時開始、納竿時間を2時間早め、12時としました。佐近さんと私はいつものように立ち込み釣り、斉藤さんはボート、佐藤(豪)さんは佐野遊船桟橋で釣ることに。
 9/14に釣場の様子をみてきました。下流の妙典橋付近のカキ礁周りではアタリは多いのですが、障害物の少ない砂泥地はイマイチ。これに対して佐野遊船上流部は砂泥地でもそこそこアタリが多いので、当日はまず上流部から竿を出すことにしました。
佐野遊船上流部から釣り開始。満潮時の潮が動かない時間帯でもボツボツアタリがあり、潮が動きはじめてからは一時入れ掛かりも。潮がさらに引き、カキ礁が水面に出るようになってからはさらに状況が上向き、前回の数釣り競技会より100尾以上多い300尾くらい釣ることができました。早々と下流へと移動した佐近さんは妙典橋付近が不調で失速。この日は桟橋釣りの人が多く、桟橋内の移動は難しい中で佐藤さんは760㌘(150尾以上)と好釣果、おそらく桟橋ではトップだったのではないでしょうか。ボートの斉藤さんは場所がわるかったのか残念な結果に。江戸川放水路での釣果は、数釣りでは2018年の684尾、総重量では2020年の3,846㌘をピークに年々低下しており、その要因として大群で飛来するカワウの影響が大とおもわれます。このためか最近ではハゼが外敵から身を守ることができるカキ礁などの障害物周りしか釣れなくなったようです。カキ礁周りでは根掛かりが頻発するので仕掛けの工夫も必要です。私は道糸からハリス止めを介して容易に脱着可能な胴突き仕掛けを愛用。オモリ上部の幹糸に編み込みで移動が可能な2本の枝バリを作り、できるだけ底からハリを浮かせて掛かりを軽減するようにしています。仕掛け自体は水中では当然斜めになっているため、ハリはほぼ底についているはずですが、それでもオモリ下にハリをつけるよりは根掛かりはかなり少ないと感じています。オモリも重要で、昨年から佐近さん推奨のタングステン製・中通しオモリに変更しました。鉛の比重は11.35、タングステンは19.3で、同じ重さであれば鉛オモリよりかなり小さいものとなります。実際に測定したところ、従来使用していた鉛製・丸型中通しオモリが直径約5.5㍉、重さ0.8㌘に対しタングステン製・中通オモリは外径約4.3㍉、重さ0.85㌘でした(タングステンオモリはナツメ形に近いので球形とした場合、実際の径はもう少し大きめになる)。オモリは流れに負けない重量であれば小さいほど根掛かりするリスクは少ないはずです。またハリスもある程度は張りが必要なのと底掛かりした場合は枝バリのハリス止め部分から切れてくれたほうがよいので細めのホンテロン0.5号を使用しました。前回の数釣り競技会のときは食い込みがわるく、すっぽ抜けが多かったので、ハリを飲まれても確実に掛けるようこの時期としては小さめの赤袖3.5号、秋田キツネ3.5~4号を使用してみました。
 今のルールは立ち込み、ボート、桟橋釣り、さらには車の移動もOKなので、全員が同じ条件で釣るようボートあるいは桟橋釣りに限定することも検討したいと考えています。 今年のハゼ同好会の行事は無事終了しましたが、ハゼが天ぷらサイズに成長する晩秋の頃にまた釣行したいとおもっています。

2023.8/27 数つり競技会 結果
8月27日(日)、※中潮(満潮16:45、干潮8:54) 。晴れ後曇り、猛暑。ボート釣り・桟橋釣りは江戸川・たかはし遊船利用。参加5名。6:00開始、12:00納竿、12:30までに集合。
順位 氏 名      尾 数   (種類)
1位 佐近津里彦  191尾
(立込/右岸・水管橋~佐野遊船上/竿2.1㍍・ハリス0.8号・投魂T2-6号)
2位 新田 晴夫  188尾
(立込/右岸・妙典橋周辺/竿2㍍・ハリス0.8号・秋田ソデ4号)
3位 岡村 一幸  164尾
(立込/左岸・東西戦鉄橋下/竿2.2㍍・ハリス0.8号・ソデ4号)
4位 斉藤 卓三   66尾
(ボート)
5位 三善信太郎   53尾
(桟橋/竿㍍3.6㍍・ハリス0.6号・秋田ソデ3号))

2束届かず…
7月末からずっと35℃前後の猛暑。そのせいかどうか、今年の江戸川放水路のハゼのワキは悪く、釣れるポイントが限られるとの情報。1週前に様子を見に行ったところ、いつもの妙典橋上下にはボートが全く出ておらず、上流の佐野遊船上の浅場にボートが集中しています。竿を出してみましたが、上流はアシの際でアタリが続きました。下流のカキ礁周りではかなりアタリが遠い状況でした。
 当日は9時頃が干潮なので、護岸切れ目沖のカキ礁周りを探りますが、ほとんどアタリなし。上流の水管橋下の小さいカキ礁周りでやっとアタリがポツポツ。ところが、9時を過ぎて潮が満ちてくるとアタリが遠のきます。10時頃に佐野遊船上まで移動。斉藤さんを含め、ボートが多数並んでいるので、岸寄り・30~50㌢の浅場を探りました。アタリは時々出ますが、2~3尾ですぐに止まるので、ボートを避けて前後左右に少しずつ移動しながらポツポツ拾って納竿。妙典橋周辺のカキ礁を探った新田さんとはほとんど差がなく、上流・下流とも同じような釣況でした。
 今回は2本竿だと、アタリが出てもほとんど掛からず、1本で丹念に誘いながらの釣りでした。エサが落ちる瞬間のアタリと、誘い上げて落とす時に出るアタリに素早く合わせての釣り、エサも少し長めの方がよかったようです。クサフグの稚魚やヨシノボリ(いわゆるダボハゼ)もかなり多く混じりました。10㌢オーバーは2割ほど、多少良型も混じったので、9/17の総重量競技会に期待しましょう。(津)

2022.9/18 総重量競技会 結果
9月18日(日)、小潮(、満潮10:23、干潮14:30)。晴れ後雷雨、南の風5㍍。参加8名(内ゲスト2名)。6:00開始、14:00納竿予定。雷雨発生のため11:00早上がり(岡村さんには連絡つかず、岡村さんだけ13:00納竿)。
 氏 名                 総重量
岡村 一幸        1,327㌘(立ち込み/左岸/※13:00までの釣果)
新田 晴夫        1,052㌘(立ち込み/妙典橋上/※11:00までの釣果、以下同じ)
佐近津里彦          902㌘(立ち込み/妙典橋上~右岸流れ込み下)
斉藤 卓三             338㌘(ボート/伊藤遊船)
向井 佑介(ゲスト)     312㌘(立ち込み/右岸流れ込み周辺)
上野 大輝(ゲスト)  220㌘(立ち込み/右岸流れ込み周辺)
佐藤  豪              190㌘(桟橋/佐野遊船)
尾崎 守男              104㌘(桟橋/佐野遊船)

【総評】 遠くの超大型台風14号が次第に近づいていて、天気予報も雨マークだったのですが、朝のうちは晴れ間が出ていて、予定通り6時に競技開始。潮回りが良くないせいか、アタリも途切れがちで、イマイチでしたが、10時を過ぎた頃から空が暗くなり、11時前には大雨と落雷が始まりました。危険を感じたため、早上がりを決断、参加者の皆さんに連絡を入れましたが、対岸に渡った岡村さんだけ連絡がつかず、メールで早上がりの件を伝えて、あとの7人は検量を済ませ、簡単な表彰式のあと早々に解散しました。岡村さんはあとから自分で検量してもらって連絡を入れてもらいました。せっかく地元の40代のつり人・上野さんと向井さんが参加してくれたのに、思わぬハプニングで残念でした。お二人にはまた出られる行事があったら是非参加して頂きたいと思います。(津)

2022.8/28 数つり競技会 結果
8月28日(日)、大潮(干潮12:11、満潮5:43)。雨、北東の風5㍍、最高気温22℃、肌寒い。ボート釣りは江戸川・たかはし遊船利用。参加4名。6:00開始、14:00納竿、14:30までに集合。

順位  氏 名           尾 数(種類)
1位 佐近津里彦  558尾(立ち込み/妙典橋上流~護岸切れ目)
2位 新田 晴夫  311尾(立ち込み/妙典橋周辺)
3位 川村 多平  259尾(立ち込み/妙典橋周辺)
4位 斉藤 卓三  191尾(ボート) 

カキ礁周りで5束超   佐近津里彦
8月下旬、気温は乱高下して、前日は34℃を超える猛暑。ところが一夜明けると一転、北東風が強く、雨模様で最高気温でも22℃。北東風が吹くと青潮が発生する恐れがあり、心配しましたが、右岸側の浅場は大丈夫でした。ただ、風を背にしないと雨が正面から当たって釣りづらく、1日南西を向いていました。
 以前は1本竿で竿先のかすかなモタレでハゼを掛ける釣法が好きでしたが、新田さんや浅見隆さんが継承してきた江戸前の2本竿スタイルに敵わないので、私も5年前から2本竿にチャレンジ。ここ2、3年、安定した釣果を上げることができるようになりました。ハゼにエサを勝手に飲み込ませる釣法なので、全く釣り方も違いますが、2本竿の方が楽にたくさん釣ることができます。伝統の箱ビクではなく、ヤマベのスピードビクを改造したものなので、取り込みも楽です。
 大潮で、競技開始時がほぼ満潮。ところが、水位が相当高いため、ヘチ寄りの杭周りなど立ち込めるポイントが限られます。あまり当たりません。少し沖目の水没しているジャカゴ周りで小型がポツポツ掛かり始めました。潮がどんどん引き始めると、沖目のカキ礁の頭が見えてきました。早速カキ礁周りのポイント探しです。最近増えてきたカキ礁、カワウの襲来から逃れられるためか、良型のハゼがたくさん潜んでいます。このカキ礁の山からふもとに向かって少しずつカキがまばらになって、ゆるいかけ下がりになっています。足下に石やカキ殻が当たる場所を中心に、根掛かりも厭わず振り込みます。水温が急激に下がって釣れるハゼが暖かく感じられますが、食いは悪くありません。左の竿のエサをつけている間に、右の竿にダブル、取り込んでいるうちにまた元の竿にダブルで掛かるという理想的な展開。ダブルどころか、トリプルも数回あり、3尾とも取り込めたのが2回。20尾ほど釣るとアタリが遠のくので、前後左右少しずつ移動しながら数稼ぎ。ハリ掛かりしたハゼが逃げ込んでカキ殻に掛かることも多々ありますが、足や手でカキ殻の重なりを崩すとハゼも仕掛けも回収できます。それでも針は20本以上ロスしましたが、幹糸は3本、道糸は1本交換しただけで済みました。根掛かり対策で、道糸と幹糸の接続部、幹糸とハリスの接続部にハリス止めを使い、結びコブで接続して切れやすくしてあります。オモリはサンラインのガン之助Ⅱ・3B(1㌘)。タングステン製の中通しガン玉です。タングステンの比重は19・3、鉛(11・3)よりはるかに大きいので、同じ重さだとずっと小さく、根掛かりしにくく、根掛かりしても取れやすいので1個100円と高価ですが、愛用しています。
 アオイソメは、焼酎に漬けるとすぐに動かなくなり、ぬめりも取れて頭の固い部分もハリに付けやすくなります。頭の部分を主に使いましたが、エサが残りやすく、Ⅰ回のエサ付けで10尾以上釣れることもあり、手返し抜群です。ハリは、ダイワの投魂T2・6号。シロギス用の針で、固く丈夫であまり曲がりません。軸が長めで、エサがつけやすい針です。
 満潮の12時過ぎ、川村さんがやってきたので、私は上流の杭周りに移動。どんどん潮が満ちてくるので、岸寄りまで後退しながら、カキ殻や石の多い場所、杭周りなど、水深20~30㌢のポイントで数を伸ばしました。
 ハリスを切ってしまうクサフグの稚魚やヨシノボリ(いわゆるダボハゼ)もかなり多かったのですが、ハゼのアタリもあまり途切れることなく、5束オーバーの釣果となりました。これから一潮ごとにサイズアップし、9/18の総重量競技会も楽しめることでしょう。

 

2021.9/26 ハゼ懇親会 結果

9月26日(日)、たかはし遊船利用(千葉県市川市)。曇り、北東の風強い。参加3名。6:000〜13:00。ハゼの総重量。
    【総重量】
  岡村 一幸   762g 
  
斉藤 卓三   440g
  佐近津里彦 3,356g

《釣っとひと言》前日から急に冷え込み、北東風も吹き続けており、ボート・桟橋の釣果もよくないので、心配しましたが、まずまずの釣果が出ました。このところ好調の下流・送電線下から開始。中潮・満潮8:00なので、岸寄りのジャカゴ周りをいつもの2本竿・2本バリで探りながら上流へ。妙典橋近くになるとアタリが少なくなったので、戻りながら潮が引くのを待ちました。11時過ぎに沖のカキ礁が見え始めたので、そちらに移動。クサフグが非常に多く、ハリスを10本以上も切られましたが、ハゼのアタリも途絶えることなく、まずまずの型も混じって楽しいつりでした。ポイントがある程度限られるので、少しずつ移動しながら、石やカキ殻など障害物の多いポイントを探しながらのつりです。今回も2本バリに3尾・4尾と掛かることが数回ありましたが、うまく取り込んで初めてトリプル2回ゲットできました。ボートは近場までしか連れて行ってもらえず、斉藤 さんは苦戦。初めて同行した岡村さんは、水路吐出しから始めましたが、あまり良くないとのこと。いつもは左岸側でやっているそうで、自転車でそちらまで遠征したそうです。これで今年のハゼは終了。来年はたくさん集まってもらって、皆で楽しみましょう。(津)

 

江戸川放水路のハゼは今シーズンも好調
(2021.8/29 ハゼ懇親会)
期日:2021年8月29日(日)
天気:曇り、南風強い  参加:2名
場所:江戸川放水路(千葉県市川市)
時間等 6:00~12:00、小潮・干潮8:58/満潮14:35
総尾数:川村 多平 211尾
    佐近津里彦 434尾

ハゼ同好会の総尾数競技会が中止となったため、個人的に川村さんと2人で江戸川放水路に釣行しました。妙典橋右岸周辺、立ち込み釣りです。いつもの2.1㍍2本竿・2本バリで、沖目のカキ礁がまだ見えていたので、その周辺から探ります。泥っぽいところは、アタリはあるもののハリ掛かりしない5㌢級以下。カキ殻の点在するあたりは8㌢以上でハリ掛かりもよく、入れ掛かり。少しアタリが遠のくと少しずつ移動しながらペースをキープ。9時過ぎには潮が満ちてきたので、岸寄りのジャカゴ周りを丹念に攻め、潮が引き始めた11時過ぎにカキ礁にもどって、半日のつりでしたが、十分楽しませてもらいました。今シーズンは超小型も含めて魚影がかなり濃いように思います。2本バリに3尾掛かってきたのも3回あり[3尾目ははみ出たイソメを咥えているだけなので、取り込めず(>_<)]、去年の403尾(7時間)よりたくさん釣れました。川村さんは残念ながらエサ切れで11時に納竿したそうです。[津]