チーム一鱚一遊(シロギス)

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チーム一鱚一遊(いっきいちゆう)は、2014年度に発足したシロギス沖釣り専門のサークルです。

 

2025年度の予定

2024.12月15日(第3日)第1回競技会(金沢漁港・木川丸仕立)
2025. 1月19日(第3日)第2回競技会(金沢漁港・木川丸仕立)
    2月16
(第3日)第3回競技会(金沢漁港・木川丸仕立)

    3月16日(第3日)第4回競技会(金沢漁港・木川丸仕立)
    4月20日(第3日)第5回競技会(金沢漁港・木川丸仕立)
    5月18日(第3日)第6回競技会(金沢漁港・木川丸仕立)
    6月15日(第3日)第7回競技会(江戸川放水路・高常遊船仕立)
    7月20日(第3日)第8回競技会(江戸川放水路・高常遊船仕立)
    

※サークル間の行事の調整
 原則として、やまべ釣愛好会→第1日曜日、
ヘラブナ同好会→第2日曜日、
チーム一鱚一遊・ハギFC→第3日曜日
フナ同好会→第4日曜日
※チームタナゴ,オフショアクラブなどいくつかのサークルは,このほかにも釣況を見ながら研究会などを随時企画します。

今後の

4/20  第5回競技会[お知らせ]
期日 4月20日(第3日曜日)
種目 シロギス(沖釣り)
場所 金沢漁港・木川丸仕立
集合 現地船宿6:30頃
参加費 10,000円(その他駐車料金・交通費等は実費負担)
競技 竿1本、仕掛・エサとも自由。シロギスの総尾数
担当 チーム一鱚一遊(中村公・佐久間・小日向・佐近)
申込締切 4/13(日)まで
申込先 LINEグループ「チーム一鱚一遊」に書き込む 

5/18  第6回競技会[お知らせ]
期日 5月18日(第3日曜日)
種目 シロギス(沖釣り)
場所 金沢漁港・木川丸仕立
集合 現地船宿6:30頃
参加費 10,000円
(その他駐車料金〈300円〉・交通費等は実費負担)
競技 竿1本、仕掛・エサとも自由。シロギスの総重量
担当
 チーム一鱚一遊(中村公・佐久間・小日向・佐近)
申込締切 5/11(日)まで
申込先 LINEグループ「チーム一鱚一遊」に書き込む

6/15 第7回競技会[お知らせ]
期日 6月15日(第3日曜日)
種目 シロギス(沖釣り)
場所 江戸川放水路・高常遊船仕立
(市川市高谷3丁目8−5 TEL:047-327-7041/駐車場完備)
集合 現地船宿5:30(出船6:30、沖上がり13:30~14:00)
参加費 9,000円 (その他交通費等は実費負担)
競技 竿1本、仕掛・エサとも自由。シロギスの総尾数
担当 チーム一鱚一遊(中村公・佐久間・小日向・佐近)
申込締切 6/8(日)まで
申込先 LINEグループ「チーム一鱚一遊」に書き込む

7/20  第8回競技会 [お知らせ]
期日 7月20日(第3日曜日)
種目 シロギス(沖釣り)
場所 江戸川放水路・高常遊船仕立
(市川市高谷3丁目8−5 TEL:047-327-7041/駐車場完備)
集合 現地船宿5:30(出船6:30、沖上がり13:30~14:00)
参加費 9,000円 (その他交通費等は実費負担)
競技 竿1本、仕掛・エサとも自由。シロギスの総尾数
担当 チーム一鱚一遊(中村公・佐久間・小日向・佐近)
申込締切 7/13(日)まで
申込先 LINEグループ「チーム一鱚一遊」に書き込む

までの結果(2024~2025年度)

4/20 第5回競技会 またも中止・・・
朝から南西の強風が10㍍超、次第に強まる予報のため、残念ながら2ヶ月連続の中止となりました。残念ですが、5月の爆釣に期待しましょう。

3/16  第4回競技会 中止・・・
南岸低気圧の通過で大雨・強風のため、出船中止となりました。来月また頑張りましょう。

2/16 第3回競技会 結果
月16日(日)、中潮。晴れ、比較的穏やか。金沢漁港・木川丸仕立利用。参加11名。中ノ瀬水深20㍍前後。7:15出船、上がり14:00。
順位  氏 名   尾数   (釣座) (長寸)
1位 小日向照夫 72.0尾 (右①番) 20.6㌢(HD80尾×0.9)
2位 加藤 雅行 58尾   (右⑤番) 19.6㌢
3位 尾崎 守男 57尾   (右⑥番) 23.1㌢
4位 岡村 一幸 46尾   (左①番) 19.8㌢
5位 神野 圭造 42尾   (左⑤番) 18.5㌢
6位 佐近津里彦 36尾   (右④番) 21.9㌢
7位 佐藤  豪 31尾   (左③番) 21.8㌢
8位 坂井 一彦 28尾   (左④番) 23.2㌢☆大型賞/+2点
9位 鈴木  勝 28尾   (右③番) 19.5㌢
10位 松下 秀雄 25尾   (左②番) 19.5㌢
11位 野嶋 正彦 16尾   (右②番) 18.7㌢
 《他魚大物賞 トラフグ 40.5㌢ /鈴木勝》
《賞品ご寄贈者/順不同・敬称略》ありがとうございました。
   小日向照夫、木川丸

 【釣座と釣果】
岡 村 46  小日向 80
松 下 25  野 嶋 16
佐藤豪 31  鈴木勝 28
坂 井 28  佐 近 36
神 野 42  加 藤 58
                尾 崎 57

《報告》今冬の落ちギスは直近まで木更津沖が舞台になっていましたが、この日は中ノ瀬(北寄りの航路西側)が釣り場になりました。木更津沖とは航路を挟んでいるので、魚がそちらから移動してきたということではなく、元々中ノ瀬エリアにいたものがこのポイントに固まったということだと思います。いずれにしても、釣り場が広がるのは嬉しいことですね
 厳寒期になって、仕掛けは胴突きが圧倒的に優勢になってきました。今回も天秤のエキスパートの坂井さんだけが天秤仕掛けで(途中から胴突きに替えたとか)、その他全員が胴突きでした。なぜ、冬期の釣りで胴突きが有利なのか?下船後に神野さんからの質問に持論でお答えしたことを改めて書かせてもらいますと、「胴突きは仕掛けを緩められる形状になっているので、食い込みが渋いシロギスに食い込みを促すことができるから」ということが1番の理由だと思います。仕掛けを弛ませるまでしなくても、仕掛けをしっかりと止めて、ゼロテンションでステイするだけでも、魚に違和感なく餌を食わせることができます。反対に、ステイ時に仕掛けが動いてしまったり、ラインをピンと張ってしまったりした時はアタリは明確に出るものの、食い込まずに弾かれるように掛け損じてしまうことが多くなってしまいます。
 冬場の食い込みが渋い時の釣り方のセオリーは、①船の動き等に合わせてラインを出し入れしながら仕掛けをしっかりと止める(オマツリしない範囲内で)、②ステイ時はラインは張らずにゼロテンション~ややマイナステンション、③アタリでアワせても掛けられない時はアワせずに送り込んで少し間を入れてから聞きアワセする、④食い込みが遅いことも多いので、ステイは長めに(10秒以上)、⑤青イソメは頭に近い太い部分はカットして、軟らかい部分をメインに使う、というようなことでしょうか。『攻めの釣り』ではなく、『攻めない釣り』、『待ちの釣り』というイメージです。まだ、3月、4月は食い込みが渋い釣りになることが多いので、こんなイメージで釣ってみて下さい。もちろん、これからは魚の活性も段々と上がってきますから、食いが良い時は『攻めの釣り』が優位になることもあります。状況を判断して臨機応変に対応することも大切ですね。
 さて、今回の競技会では、今期初優勝を飾ることができました。前2回ではいずれもハンデ差で優勝を逸していたので、3度目の正直というところでしょうか。釣り座は右舷ミヨシで、ほぼ終日、不利な潮尻ポジションになってしまったのですが、一方で船がトモ流しになることによってラインが船前方に払い出しに出されることが多くて、オマツリすることなくラインを出すことが許される有利さを享受できたことがアドバンテージになりました。食い込みが渋めだったので、上記の釣り方で緩めのイメージで釣りましたが、緩めることなく釣って掛けられる時合いも僅かながらありましたね。
 2位の加藤さんは自分のスタイルを持っているのが強みで、それが確実な釣技なので、常に優勝争いをする成績につながっているのだと思います。僅差の3位の尾崎さんは潮先ポジションの大ドモで船下狙いで安定して釣れたとのことですが、状況に合わせた釣り方を選択できるのは熟練の技ですね。見せ場を作ってくれたのは“シェフ”鈴木勝さんで、なんと!40.5㌢のトラフグをゲット。キス仕掛けでは釣り上げるのは難しいサイズですが、スレ掛かりだったので、ハリスを噛み切られることなくキャッチできたようです。シロギスの釣果は大したことはなかったようですが(失礼)、タダでは終わらない何かを持たれています。(t.kobinata)

1/19 2025年度 第2回競技会 結果
1月19日(日)、中潮。晴れ、比較的穏やか。金沢漁港・木川丸仕立利用。参加12名(内ゲスト2名)。木更津沖水深22㍍前後。7:15出船、沖上がり14:00。

順位  氏 名   尾数   (釣座) (長寸)
1位 梅内  訓 58尾  (右①番) 19.4㌢(ゲスト)
2位 小日向照夫 57.6尾 (左⑤番) 19.6㌢(HD64尾×0.9
3位  加藤 雅行 45.6尾  (左③番) 21.6㌢(HD57尾×0.8)
4位 長谷川夕賀 44尾   (左⑥番) 20.2㌢(ゲスト)
5位 鈴木  勝 35尾   (右⑤番) 18.0㌢
6位 中村 公準 33尾   (右②番) 19.2㌢
7位 尾崎 守男 32尾   (右⑥番) 19.0㌢
8位 坂井 一彦 30尾   (右③番) 20.8㌢
9位 神野 圭造 28尾   (左④番) 21.5㌢
10位 堀江 正徳 17.1尾 (左②番) 21.3㌢(HD19尾×0.9)
11位 松下 秀雄 17尾   (右④番) 20.5㌢
12位 佐近津里彦 14尾   (左①番) 22.1㌢☆大型賞/+2点

   【釣座と釣果】
佐 近 14  梅内訓 58
堀 江 19  中 村 33
加 藤 57  坂 井 30
神 野 28  松 下 17
小日向 64  鈴木勝 35
長谷川 44  尾 崎 32

 《賞品ご寄贈者/順不同・敬称略》ありがとうございました。
   梅内 訓木川丸、小日向照夫

《報告》 1月の競技会(@木川丸)は横浜白鱚の会事務局長の梅内訓さんと、私の友人の長谷川夕賀さんのゲスト参加があって、いつもより華やかな雰囲気での開催となりました。釣り座は左舷前から佐近、堀江、加藤、神野、小日向(長谷川さんのインストラクター役)、長谷川、右舷前から梅内、中村、坂井、松下、シェフ鈴木、尾崎の各氏の並びで確定。終日、北風予報&下げ潮なので、ポジション的にはトモ寄りが有利になりそうです。
 今期の落ちギスは木更津沖で好調が続いていて、私も12月以降、幾度か釣行を重ねて、平均1束以上の好釣果を記録しています。しかし、前週の長崎屋から釣行では釣果こそ束超えはしたものの、食い込みが浅く、一時よりも難易度が高くなっている印象を受けました。その理由は場荒れ、魚のスレ化、水温低下などが考えられますが、どうなんでしょう?果たして、今回はどのような釣りになるのか楽しみでもあり、心配でもありましたね。
 さて、7:15に出船し、8:00に木更津沖の22㍍ダチに到着して、競技スタート。冬季の定番の胴突き仕掛け(2本針)で釣りますが、序盤はアタリが少なめで、なかなか釣果が増えていきません。ちょっと魚影が薄い筋なのかな?9:15にようやくツ抜け。ここで船中を回ってメンバーの様子を確認すると…梅内さんが14尾釣っていてトップの状況で、シェフ、中村さん、加藤さん、長谷川さんが7、8尾というところ。他のメンバーはやや苦戦の様子で、特に佐近さん、堀江さん、神野さんが大苦戦しているのは意外でした。
 その後、何隻かのシロギス船が操業している木更津航路寄りのポイントに移動しましたが、存外にアタリが少なく、再び元のエリアにUターン。再開すると、潮も流れてきたのか、朝方よりもアタリの出方が良くなってきました。ただ、食い込みが浅く、掛けるのは簡単ではない状況で難易度は高めです。ラインを張り気味にしてしまうと、弾かれるように掛け損じてしまうことが多いので、ゼロ~ややマイナステンションでステイして、アタリが出ても即アワセせず、逆に送り込んで3秒くらいしてから聞きアワセにいくような釣り方でボチボチというところでしょうか。
 私は潮先ポジションの利もあって、12:30頃に50尾をクリア。トモの長谷川さんも途中でスランプタイムがあったものの、私が緩めの釣りをアドバイスすると、すぐに修正してペースを上げています。長谷川さんは、シロギス釣りはそれ程に経験は多くないのですが、いろいろな釣りをされているので、実践力が高いですね。
 定刻14時に競技終了となって、私の釣果は64尾。船中トップの釣果になりましたが、9掛けのハンデがあって、釣果58尾の梅内さんが優勝。ほぼ潮尻ポジションで流石の釣技を見せてくれました。3位は57尾✕0.8の加藤さん、44尾釣った長谷川さんが4位に入る大健闘でしたね。天秤仕掛けの中村さん、坂井さんは厳しめの釣果で、食いが難しくなってきた状況下で天秤の釣りはやはり厳しそうです。実力者の佐近さん、堀江さんは序盤から不調のままで終わってしまいましたが、アタリ自体が出なかったということですから、潮尻ポジションで魚が回ってこなかったということでしょうか。それでも、佐近さんは大型賞をゲット!ホント、大型賞には強いです。
 2月の競技会では釣り場がどこになるのかは予測ができませんが、さらに水温も下がって、渋難しい釣りになることが想定されます。梅内さんが講評で話されていたように、餌付けにも気配りをして(状況に応じて食い込みの良い胴から下の部分を使うとか)、何とか食い込みが難しいシロギスを攻略したいですね。(t.kobinata)

2024.12/15 2025年度第1回競技会 結果
12月15日(日)、大潮。晴れ、後半西寄りの風強まり、ウネリ高まる。金沢漁港・木川丸仕立利用。参加8名。中ノ瀬水深
15~20㍍前後。7:20出船、沖上がり14:00。

順位  氏 名   尾数   (釣座) (長寸)
1位 加藤 雅行 50尾    (左②番) 23.0㌢
2位 小日向照夫 46.4尾  (左③番) 21.8㌢(HD58尾×0.8)
3位 佐藤  豪 41尾    (右①番) 20.5㌢
4位 佐近津里彦 38尾    (右②番) 23.2㌢☆大型賞/+2点
5位 坂井 一彦 32尾    (右③番) 20.5㌢
6位 鈴木  勝 31尾    (右④番) 19.6㌢
7位 尾崎 守男 27尾    (左①番) 19.5㌢
8位 松下 秀雄 26尾    (左④番) 22.0㌢

【釣座と釣果】
尾 崎 27     佐藤豪 41
加 藤 50     佐 近 38
小日向 58     坂 井 32
松 下 26     鈴木勝 31
※対象外:パックンチョ(多数)、良型ホウボウ(Max41.0cm)、マハタ、マダイ、マエソ
     《賞品ご寄贈者/順不同・敬称略》ありがとうございました。
    木川丸、小日向照夫

 《報告》いよいよ、チーム一鱚一遊の2025年度の開幕戦です。船宿は常宿の木川丸。参加者は8名で、釣り座は左舷前から尾崎、加藤、小日向、松下、右舷は前から佐藤豪、佐近、坂井、シェフ鈴木の各氏。午前中は晴天弱風でしたが、昼から南西強風となって、やや釣り辛い状況になってしまいました。
 7:40に中ノ瀬の南エリアの航路西側で競技開始。私は胴突き2本針(ハリス長35㌢、針は競技キスSP8号)で始めます。1投目から型を見れますが、その後はポツポツ程度で8:40にツ抜け。型は18~20㌢級主体で悪くないです。アタリは明確に出ることが多いので、潮は流れているようですね。さらに順調に釣れ続いて、9:20に20尾、10:10に30尾まで釣果を伸ばせましたが、その頃から潮が緩んでしまったようで、パックンチョも多くなってきて、ややペースが落ちてきてしまいました。
 11時までに40尾釣ったところで、写真撮影を兼ねて船中を回ってみますと…。両ドモにライバル同士で陣取る松下さん、鈴木さんは20尾チョイで競い合っています。お二方とも、釣果はともかくとして、キャストは上手ですね(失礼)。天秤のエキスパートの坂井さんと尾崎さんは苦戦気味かな…ということは胴突き優位な状況なのでしょう。佐藤豪さんは胴突きで30尾以上釣っていて、お隣で釣る実力者の佐近さんを上回る勢いとのこと。煽られている佐近さんはイマイチ元気がないかな。私の隣で釣る加藤さんは得意の胴突きの釣りでまずまずのペースに釣っていますが、本人的にはやや不満な展開かな。
 パックンチョに邪魔されながらも、ポツリポツリとは追釣できて、12:00に50尾はクリアできましたが、この頃から南西風が吹いてきて、程なく白波が立つくらいの強風になってしまいました。シロギスの食いもパッとしなくなってしまったので、船長はここで西寄りのエリアに移動を決断。しかし、結果的にはこれは外れてしまいました。船中では型を見た程度で、私はシロギスは釣れず、外道のホウボウが釣れただけで、しばらくして、また元のエリアにUターン(残念~)。こういうこともありますね。
 元のポイントで再開するも、アタリはなかなか出ません。上げ潮が流れていないようです。強風下での釣りなので、周りを確認する余裕もありませんが、皆もほとんど釣れていないみたいですね。私はナンダカンダで、1時間半も本命の型を見れなくて、凹まされています。何をやってもダメで、このまま終わってしまうのではないかと思っていたら、納竿間際に食いが立って、4尾連釣! しかし、そこでアタリが止まって、定刻14時に納竿となりました。
 私の最終釣果は58尾で船中トップの釣果とはなりましたが、前年年間Vの2割減のハンデがあって、50尾の釣果だった加藤さんが優勝! 私が第2位で、41尾の佐藤豪さんが躍進の第3位という結果となりました。本年度から帰港後に全員が検寸することとなった大型賞は23.2㌢で佐近さんがゲット(釣った時は24㌢はあったとか)。前年度から佐近さんは大型賞に強いです。
 前半の下げ潮は順調でしたが、潮止まり~上げ潮で食いが渋ってしまったのは残念でしたが、シロギスは良型も多く、それなりに楽しめたと思います。優勝した加藤さんは胴突きでブレることなく釣って、中盤以降、安定して釣果を伸ばしていました。元々、常に上位争いをする実力者ですが、前年度は年間順位も下げてしまったので、本年度は復活に向けて、良いスタートが切れたと思います。今年の活躍を期待しましょう! (t.kobinata) 

《優勝者の釣っとひと言》   加藤 雅行
いつもの釣り方を実践し、高く上げてゆっくり落とし、糸をあまり張らないで5秒程度待つことで良い結果が得られました。

2024.8/4 第9回競技会  結果
8月4日(日)、大潮。晴れ、猛暑。風も弱く危険な暑さ。江戸川放水路・高常遊船乗合利用。
参加8名(他に同船者5名)。盤洲沖水深3~8㍍前後。6:10出船、沖上がり13:30。

順位  氏 名   尾数  (釣 座) (長寸)
1位 小日向照夫 164尾  (右⑥番) 19.5㌢
2位 神野 圭造 117.9尾   (左③番) 21.0㌢(HD131尾×0.9)
3位 佐近津里彦 102尾  (左⑤番) 21.5㌢
4位 尾崎 守男 101尾  (左⑥番) 24.0㌢   大型賞
5位 坂井 一彦 101尾  (左②番) 20.3㌢
6位 鈴木  勝  99尾  (左①番) 18.0㌢
7位 松下 秀雄  94尾  (左⑦番) 20.0㌢
8位 安藤 太一  60尾  (左④番) 18.0㌢
《対象外》ギマ、メゴチ、ウミエラ、サバフグ

【釣座と釣果】
鈴木勝 99
坂 井101
神 野131
安 藤 60
佐 近102
尾 崎101
松 下 94     小日向164

 《釣評》 2024年のチーム一鱚一遊の競技会もいよいよ最終戦。高常遊船での開催でした。参加者はちょっと寂しい8名で、貸切の最低人員の10人に満たなかったため、乗合便乗となりました(他に5人乗船)。しかし、船宿の配慮で左舷貸切+右舷トモの釣り座を確保してくれたので、一体感を失うことのない船上となりましたね。釣り座は、左舷前からシェフ鈴木、坂井、神野、安藤、佐近、尾崎、松下、右舷トモは小日向という並びで決定。ただ、この日は前月同様の猛暑(気温35℃超に加えて、ほぼ無風状態)となって、かなり厳しい条件での釣りになってしまいました。
 6:10に出船。まずは盤洲沖を狙ってみるとのこと。2週間前の前回競技会ではこの釣り場で絶好調の釣りができたのですが、その後は良い情報を聞かず、少し心配?でも、ダメなら、木更津や富津方面に南下すればOKですし、やはりこの時期は盤洲の浅場で釣りたいですね。
 7:00に競技開始。水深は6㍍くらいです。私は直前の釣行で好感触だった短ハリスの胴突き仕掛け(ハリス長30㌢2本針)を使って、積極的に小さく誘った後に止めを入れる釣り方をメインにやってみることにします。餌付けは食い込み優先でタラシ2、3㌢と小さめ。浅場ですから、常にキャストして、仕掛けが船下近くに戻ってきたら早めに再投入することを心掛けます。
 開始後、14㌢前後の小型中心ながらの順調にアタリが続いてくれて一安心です。左トモの松下さんは天秤の釣りで好調に釣果を伸ばして、笑顔のスタートです。私も快調に釣果を伸ばせて、9:05に50尾をクリア。ここで、写真撮影がてら船内を回ってみます。左舷では30尾台の釣果のメンバーが多かったのですが、唯一胴突きで釣る神野さんが40尾以上釣っていて、頭一つ抜け出しているようです。一方、競技会2回目の参加の安藤さんは初めての船での天秤の釣りにやや苦戦の様子ですね。
 その後、船長は際寄りの浅場を攻めて、こちらは17㌢級の中型主体にサイズアップして、アタリの出方も順調。この日の船長は盤洲を選択したことや、それ以降のポイント選択もことごとく当たって、冴えまくっていましたね。私は引き続き快調に釣果を伸ばせて、11:00に1束に到達。この時点で2番手は神野さんの77尾だったようです。
 風向きの影響等で船の向きも一定ではなく、ラインが払い出しに出されたり、抱え込みになったりと条件の変化もあって、それに対応していくのが面白くもありました。また、魚がいるところ、いないところがわりとはっきりとしていたので、広角に探れるトモに座っている私はアドバンテージをもらっている感触がありましたね。
 食いが順調に続く中、13:30に競技終了。私は164尾という好釣果を出すことができて優勝!第2位は131尾の神野さん。神野さんは直近の私のブログ記事を参考に胴突きで釣って、良い釣りができたとのことで、私も嬉しかったです。102尾で第3位の佐近さんはちょっと手が合わない釣りになってしまったようですが、最後まで粘って、きっちりと束超えは流石でした。尾崎さんは暑さで早めに道具を仕舞ったものの、余裕の束釣り。坂井さんも一荷連発で貫禄の束釣りでしたね。シェフ鈴木さんは某運転手役に遠慮したのか、99尾でフィニッシュ。本人は「狙いどおり」と仰っていましたが、あと1尾釣っても良かったのに(笑)。松下さんは束釣り一歩手前のところで、暑さで休憩を取ってしまったため、90尾台で終わってしまいましたが、確実に釣技アップが図れていますね。安藤さんはちょっと意外な釣果で終わってしまいましたが、ご本人談「初参加の前回は胴突きで、今回は初めての天秤の釣りだったのですが、前半は陸っぱりでのサビくイメージで釣ってしまって全く釣れず、後半はようやく船での釣り方が分かってきて、何とか釣果を増やせました」とのことで、さすがは不慣れな釣りでも状況等を的確に把握していますね。来年度はレベルアップして、上位を争ってくれるはずです。
 さて、今回は猛暑の中での釣りになってしまいましたが、各自が前回以上の暑熱対策を講じていたこともあって、何とか全員が無事に乗り切ることができたのは良かったです(それでも、釣行後はダメージが残ったのでは?)。しかし、年々、夏の暑さは厳しさを増すばかりですので、来年度は8月の競技会開催は取り止めることとなりました。釣りよりも健康優先!釣りで体を壊してしまっては元も子もありませんから。t.kobinata

7/21 創立50周年記念シロギスつり大会
(チーム一鱚一遊第8回競技会) 結果
7月21日(日)、大潮。晴れ、猛暑。風もなく危険な暑さ。午後やっと南の弱風。江戸川放水路・高常遊船仕立利用。
参加15名(内ゲスト1)。盤洲沖水深3~8㍍前後。6:20出船、沖上がり13:30。

順位 氏 名       尾数  (釣 座) (長寸)
1位 戸嶋 浩明 193尾  (左③番) 22.0㌢ ★ゲスト
2位 中村 公準 137.3尾   (左①番) 19.0㌢(HD153尾×0.9)
3位 神野 圭造 121尾  (左⑥番) 22.0㌢
4位 小日向照夫 120.0尾   (右⑥番) 22.2㌢(HD150尾×0.8)☆大型賞
5位 佐近津里彦 110尾  (右③番) 20.5㌢
6位 堀江 正徳 108.8尾   (右⑤番) 20.0㌢(HD136尾×0.8)
7位 岡村 一幸 108尾  (左⑤番) 21.0㌢
8位 加藤 雅行 103尾  (左④番) 21.0㌢
9位 鈴木  勝  95尾  (左⑦番) 210.0㌢
10位 坂井 一彦  89尾  (右⑦番) 18.4㌢
11位 尾崎 守男  81尾  (左②番) 21.6㌢
12位 松下 秀雄  74尾  (右①番) 19.0㌢
13位 三善信太郎  64尾  (右⑧番) 22.0㌢
14位 佐藤  豪  53尾  (右④番) 20.5㌢
15位 野嶋 正彦  52尾  (右②番) 19.0㌢
      ☆大型賞/+2点
《対象外》ギマ、マダコ、シロギス、ウミエラ
《賞品ご寄贈者/順不同・敬称略》ありがとうございました。
戸嶋浩明、中村公準、小林竜明、栗原政行

      【釣座と釣果】
中 村153   松 下 74
尾 崎 81   野 嶋 52
戸 嶋193   佐 近110
加 藤103   佐藤豪 53
岡 村108   堀 江136
神 野121   小日向150
鈴木勝 95   坂 井 89
                   三 善 64

特別賞 3尾重量
順位 氏 名  重量
1位 小日向  232g
2位 戸 嶋  222g
3位 尾 崎  214g
4位 加 藤  214g
5位 岡 村  202g
6位 神 野  190g
7位 三 善  182g
8位 中 村  180g
9位 鈴木勝  176g
10位 佐藤豪  176g
11位 堀 江  172g
12位 佐 近  170g
13位 松 下  170g
14位 坂 井  152g
15位 野 嶋  124g

《釣評》HAT創立50周年シロギスつり大会(一鱚一遊第8回競技会)には、シロギスの神様戸嶋さんにも御参加頂き、総勢15名の参加で大いに盛り上がりました。すっかりお馴染みになった高常遊船さんからの出船です。朝の抽選会で私は左ミヨシの席となりました。隣にベテラン尾崎さん、その隣には戸嶋さん、更に加藤さんと続きます。アクアライン周辺から第一投となりました。期待とは裏腹に魚信がなく、程なく移動したポイントでようやく顔を見ることができました。直近の情報ではかなりムラがあるようでしたが、終日釣り切る事ができました。赤クラゲは少なくなった様でしたが、ウミエラが頻繁に掛かってしまい、釣りづらい時間もありましたが、15/35の超短仕掛けで仕掛けが底を引っ張らない様に注意し、止めからスピーディーに動かした最初のリアクションが効果的な時間もあり、楽しい釣りができました。朝一のウミエラの状況から胴突きに切り替えた戸嶋さんがコンスタントに釣り続け、圧倒的な釣果でブッチギリの一位でした。途中まで2位集団だったコビさん、堀江さん、やや遅れて自分と加藤さんが並んでいたようでしたが、3人は途中スランプ時間があったようでした。何とか2位釣果で、今期最高釣果でしたが、戸嶋さんとは圧倒的な差で、まだまだ修行が足りないと思い知らされました。初の重量戦も行い、大いに盛り上がった記念大会となりました。更なる技術向上に努めて皆で一鱚一遊しましょう。(中村)

          6/16 第7回競技会 結果
6月16日(日)、若潮。曇り一時雨。次第に南寄りの風強まる。江戸川放水路・高常遊船仕立利用。参加12名(内ゲスト1)。木更津沖水深10~15㍍前後。6:20出船、沖上がり14:00。

順位   氏 名   尾数(釣 座)    (長寸)
1位 戸嶋 浩明 63尾 (左①番)    20.0㌢ ★ゲスト
2位 堀江 正徳 44.1尾  (左②番) 22.0㌢(HD49尾×0.9) ☆
3位 中村 公準 43.2尾  (右①番) 18.0㌢(HD54尾×0.8)
4位 坂井 一彦 42尾 (右③番)     20.5㌢
5位 加藤 雅行 41尾 (右②番)     22.0㌢☆
6位 鈴木  勝 37.8尾  (左⑥番)  20.0㌢(HD42尾×0.9)
7位 尾崎 守男 37尾 (右⑥番)   21.4㌢
8位 佐近津里彦 35尾 (左⑤番)   21.0㌢
9位 神野 圭造 34尾 (右⑤番)   21.0㌢
10位 佐藤  豪 31尾 (左④番)   20.5㌢
11位 岡村 一幸 26尾 (右④番)   20.0㌢
12位 松下 秀雄 24尾 (左③番)   20.0㌢
☆大型賞/+2点
《対象外》シログチ(27㌢/佐近)、ホウボウ25㌢/堀江)

《賞品ご寄贈者/順不同・敬称略》ありがとうございました。
戸嶋浩明、堀江正徳

【釣座と釣果】
戸 嶋 63     中 村 54
堀 江 49     加 藤 41
松 下 24     坂 井 42
佐藤豪 31     岡 村 26
佐 近 35     神 野 34
鈴木勝 42     尾 崎 37

《釣評》湾奥・高常遊船から出船して来ました。コビさんが体調不良で、急遽シロギスの神様・戸嶋さんの参加で大いに盛り上がる例会となりました。釣り場は富津沖12㍍前後を狙いました。朝の抽選で引いた席は右艏です。隣は胴突きエース加藤さんです。釣り場に到着して第一投。仕掛けはいつもの天秤振り分け20/50から様子見です。名物赤クラゲが絡み付きますが、めげずに取り除きながら釣り続けます。直近の東京湾シロギス状況ですが、魚影は濃いとは言えず散発的なアタリを拾っていくイメージです。仕掛けも短めから始めましたが、30/70の長めでじっくりと釣って行く方が好感触でした。途中から風向が変わった直後はタイミングが合わず、色々と仕掛けを変えたりして迷走しましたが、結局のところ長め仕掛けでじっくりと拾って行く釣りが正解だったと思います。赤クラゲが付かなければもう少し上乗せも出来た気もしますが、何とか54尾釣り、戸嶋さんに次ぐ2位釣果となりました。中々これだと言える釣りが出来ず、苦戦したメンバーも多かった様に思います。当日の様な状況では釣り方や仕掛けよりもどれだけ信じて釣り続けられるか?が肝になると思います。隣の加藤さんも前半色々と試行錯誤してた様ですが、後半からいつもの胴突きで良いペースでした。その隣の坂井さんも終始遠投せずに船下を丁寧に狙い安定して釣っていました。以前の様な魚影は無い中での釣りなので、自信を持って続ける事も大切だと感じた例会でした。
全体的に大外しした方は居なかったと思います。船長のポイント選択とメンバーの基礎力を改めて実感しました。また次回も皆で一鱚一遊しましょう。

5/19 第6回競技会 結果
5月19日(日)、中潮。曇り一時雨。風は弱く凪。金沢漁港・木川丸仕立利用。参加9名。中ノ瀬水深18㍍前後。7:10出船、沖上がり14:00。

順位  氏 名   尾数  (釣座)  (長寸)
1位 小日向照夫 68尾 (右②番) 22.5㌢
2位 鈴木  勝 56尾 (左⑤番) 20.0㌢
3位 神野 圭造 46尾 (左④番) 20.0㌢
4位 佐近津里彦 45尾 (左③番) 23.0㌢☆
5位 坂井 一彦 44尾 (右①番) 21.2㌢
6位 加藤 雅行 42尾 (右③番) 22.0㌢
7位 尾崎 守男 40尾 (左①番) 20.4㌢
8位 松下 秀雄 34尾  (左②番) 20.5㌢
9位 佐藤  豪 25尾  (右④番) 21.0㌢
☆大型賞/+2点
  【釣座と釣果】
                     坂 井 44
尾 崎 40     小日向 68
松 下 34     加 藤 42
佐 近 45     佐 藤 25
神 野 46     鈴木勝 56
《対象外》ムシガレイ、ホウボウ、ドチザメ?
《賞品ご寄贈者/順不同・敬称略》ありがとうございました。木川丸

《釣評》今期最後の木川丸での開催は曇天&弱風の好条件となりました。釣り座は左舷前から尾崎、松下、佐近、神野の各氏。右舷は前から坂井、小日向、加藤、佐藤豪、鈴木勝の各氏。南風予報で上げ潮の時間が長いので、トモ寄りが有利となりそうですが、人数が少なめなので、あまり差は出ないかな?
 釣り場は終日、中ノ瀬の南エリアでした。例年、この時期には港周辺等の浅場で型期待のマニアックな釣りができるのですが、今のところ模様が良くないとのことで、無難に?中ノ瀬での釣りになりましたね。
 7:30に実釣開始。干潮時刻が8:40頃なので、潮が緩めと予想して、最近試行している胴突き短ハリス仕掛け(上30㌢、下25㌢)で始めてみます。短ハリスのメリットはアタリが出やすいこと。潮が緩い時や魚の活性が低い時はアタリを感知しにくいことが多いのですが、そういう時でも短ハリスならアタリを出してくれます。デメリットは針掛かりさせるのが難しくなること。ハリス長に余裕がなく、弾かれてしまう感触が出ることがあるので、多少緩めに釣る必要があるように感じています。
 朝イチはまだ潮の流れがあって順調に釣れていましたが、8時を過ぎると潮も止まってしまったようで、アタリも減ってきました。9時の時点で釣果は19尾。ここまで、大ドモに座る“シェフ”鈴木さんが20尾を超えて単独トップ、他のメンバーは10尾前後という途中経過のようです。
 その後も、シェフは絶好調!天秤仕掛けで小突きの誘いを頻繁に入れ続けて、一荷釣りも多く、快調に釣果を伸ばしています。私は10時頃までに30尾釣りましたが、その時にはシェフは40尾は釣っていたと思います。潮先の有利さもあるのでしょうが、釣り方もハマって、他の追随を許さない釣りになっているようです。
 私はなかなかペースを上げられず、ハリス長を35㌢に伸ばしてみたり、天秤仕掛けに替えたり、それでも上手くいかず、迷路に入り込んでしまっています。広く魚がいるのではなく、点々と小さな群れがあるような状況に思えたので、あまりジタバタせずに、釣れないタイミングは我慢して、1尾でも釣れたら、そこで連発を狙うイメージで釣るしかなかったかもしれません。
 12時までに釣果は約45尾。シェアはどこまで釣果を伸ばしているのか?怖くて聞けません(笑)。私の左隣の坂井さんは潮尻ポジションながらも、天秤仕掛けで誘いパターンを変えつつ、悪くないペースで釣っています。右隣の加藤さんはイマイチ手を合わせられない感じかなぁ~。いつもブレない釣りですが、今回はそれがなかなかハマってくれないみたいです。その隣の佐藤豪さんはシェフの隣で完全に煽られちゃっていますね。今回のシェフの大駆けの最大の被害者です(笑)。
 終盤、潮が緩んでしまったので、胴突き短ハリス仕掛けに戻して、小突きの誘いを入れてから待ち長めの釣りが割りと効果的だったようで、幾らかペースアップを図れました。普段、胴突きの釣りでは細かな誘いを入れないのですが、今回はシェフの釣り方を参考に誘いを入れて、それが効果的に感じました。シェフに感謝ですね。
 定刻14時に沖上がりとなって、私の釣果は68尾。気になったのはシェフの結果でしたが、56尾ということで、私がトップの結果となりました。午後に入って、どこかで逆転していたのでしょう。シェフは後半、1時間くらい型を見れないスランプタイムを作ってしまい、釣果が伸びなかったとのこと。恐らく、潮が緩んで、状況が変わってしまったのでしょう。しかし、その後、胴突き仕掛けに替えて、また10尾くらい追釣したとのことでした。
 私は結果的には優勝することができましたが、これはシェフの快釣にヒヤヒヤしながら、懸命に釣った結果だったと思います。シェフも3位の神野さん(46尾)に10尾の差を付けての準優勝は見事でした。シェフは「KOBIさんの指導のおかげ」と言ってくれていますが、ナンノナンノ、私が教えた釣り方ではなく、シェフ独自の誘いの釣りで好釣果を出したのですから、自らの実力で導き出した結果です。今後も“シェフ”鈴木さんの釣りには目を離せないですね。(t.kobinata)

奇跡が起きました!          鈴木  勝
 木川丸船長には何時もチーム一鱚一遊の出船をお願いいただき、良い釣り場に案内をして頂き感謝申しあげます。
 この度、私が準優勝になってしまったのです。いつもブービーかメーカーなのに大変な事になったのです。
 今回は釣り座もトモに当たり条件も良かったのですが、何と言ってもコビ(小日向)さんの日頃のご指導が結果として出たと思います。誠に有難うございました、感謝申し上げます。年長の立場で良い成績が出たのは、私も大変嬉しくおもいます、いつまで釣りが出きるか分かりませんが良い励みになったとおもいます。この先、ご一緒する皆様、出来るだけ頑張りたいと思いますので今後共宜しくお願い申しあげます。

4/21 第5回競技会 結果
4月21日(日)、中潮。曇り。金沢漁港・木川丸仕立利用。参加13名。中ノ瀬水深18㍍前後。7:20出船、沖上がり14:00。

順位 氏 名     尾数    (釣座)  (長寸)
1位 中村 公準 73尾   (左⑤番) 20.0㌢
2位 堀江 正徳 62尾   (左①番) 20.0㌢
3位 神野 圭造 56尾   (左④番) 21.0㌢
4位 小日向照夫 54.4尾 (右⑥番) 19.9㌢(HD68尾×0.8)
5位 加藤 雅行 51.3尾 (左⑥番) 18.5㌢(HD57尾×0.9)
6位 尾崎 守男 49尾   (右①番) 19.4㌢
7位 鈴木  勝 47尾   (右⑤番) 19.0㌢
8位 坂井 一彦 46尾   (右④番) 19.5㌢
9位 佐近津里彦 41尾   (左③番) 22.5㌢☆大型賞/+2点
10位 岡村 一幸 39尾   (左②番) 22.0㌢
11位 佐藤  豪 34尾   (右③番) 21.0㌢
12位 松下 秀雄 30尾   (右②番) 21.5㌢
13位 野嶋 正彦 24尾   (右⑦番) 19.0㌢

  【釣座と釣果】
堀 江 62     尾 崎 49
岡 村 39     松 下 30
佐 近 41     佐藤豪 34
神 野 56     坂 井 46
中 村 73     鈴木勝 47
加 藤 57     小日向 68(イ)
                     野 嶋 24(デ)
※(イ):インストラクター (デ):デビュー戦

《対象外》イネゴチ、ショウサイフグ、ムシガレイ、トラギス、ホウボウ、マダイ、☆メゴチ32.0㌢(坂井/更新記録:前記録は30.0㌢/1992.6.28/岩井/伊東)
★ホシザメ47.0㌢(神野/新登録)、☆マエソ47.0㌢(中村/更新記録:前記録は40.0㌢/1998.4.26/富浦/伊東)
《賞品ご寄贈者/順不同・敬称略》ありがとうございました。木川丸

久々の優勝!                      中村 公準
久々に優勝出来ました。
思い返すと昨年の4月に木川丸さんで急遽参加させて頂いた競技会以来ですネ。詳細な様子はKOBIさんのブログを宜しくお願いします。当日の釣座は左トモ2番でした。10時下げ止まりの時間迄に貯金を貯めたいと思っていましたが、皆さんと同様な釣果で後半の上潮での苦戦が予想されました。案の定10時半頃からは魚信も少なく苦戦タイムの到来です。それまでの20/50仕掛けから15/35の短い仕掛に交換して、小さく短い移動距離で細かく刻む様な釣りで積み重ねて行きました。上潮が流れ出し仕掛が張り気味になりましたが、潮は流れていない様で中々食いが上向きませんでした。何度目かの潮回り時の結果はKOBIさん58尾に対し51尾の7尾差です。逆転は厳しそうですが少しでも差を詰められる様に頑張ります。底潮が流れ出して食いが上向き、ペースアップし仕掛も張り過ぎない様に20/50に戻し数を重ねました。ラスト20分位には更に長めの30/70にし、食わせの間を取れる様に対応し沖上がりとなりました。結果は嬉しい逆転優勝となりました。今回は仕掛の使い分けが上手く合った事が良かったと思います。次回もその日の状況に合わせた釣りができる様に練習を重ねて行きます。

シロギスデビューしました       野嶋 正彦
この度HATに入会しました野嶋と申します。柏市広報誌に掲載されたシロギス講習会に釣られての参加です。過日のキス釣りで船釣りデビューしました。
 私はコロナ禍でこの世界に足を踏み入れたビギナーです。山口県で知り合いに誘われたのがお魚さんとの出会いです。彼の地は海に囲まれており、天気が良ければゴルフ場か近所の港で時間を潰す生活でした。
この度、船釣り初挑戦では、佐近さんの道具一式をお借りして、光栄にも小日向師匠に手ほどきを受け、キス達との初対面となりました。キスの美しさに思わず見惚れました。釣果は当然最下位でしたが、暫くして来た、”ブルブルブルブルブル”のアタリに思わず笑顔になりました。忘れられない感触を求めて、今後も皆様の足手纏いにならぬ様に、継続して参りたく、よろしくお願いします。佐近様、小日向様のご配慮に改めて感謝申し上げます。

3/17 第4回競技会 中止
 南岸低気圧の通過で南西の風が10~12㍍と次第に強まる予報のため、残念ながら中止となりました。1月に続いて2度目の中止です。4/21に期待しましょう。

2/18 第3回競技会 結果
2月18日(日)、長潮。晴れ、20℃と、2月とは思えないほどの暑さ。金沢漁港・木川丸仕立利用。参加11名。中ノ瀬水深15~20㍍前後。
7:20出船、沖上がり14:10。

順位  氏 名   尾数   (釣座) (長寸)
1位 小日向照夫 81.6尾 (右⑤番) 19.9㌢(HD102尾×0.8)
2位 加藤 雅行 73尾   (左①番) 20.5㌢
3位 佐近津里彦 68尾   (右④番) 22.0㌢☆
4位 坂井 一彦 68尾   (右①番) 19.5㌢
5位 神野 圭造 64尾  (左⑤番) 19.0㌢
6位 安藤 太一 57尾   (右⑥番) 19.0㌢
7位 岡村 一幸 54.0尾 (左③番) 20.0㌢(HD60尾×0.9)
8位 堀江 正徳 52.8尾 (右②番) 22.0㌢☆(HD66尾×0.8)
9位 鈴木  勝 49尾   (左②番) 20.0㌢ 
10位 尾崎 守男 49尾   (左④番) 18.0㌢
11位 佐藤  豪 47尾   (右③番) 20.0㌢
  ☆大型賞/+2点

 【釣座と釣果】
        坂 井 68
加 藤 73  堀 江 66
鈴木勝 49     佐藤豪 47
岡 村 60     佐 近 68
尾 崎 49     小日向102
神 野 64     安 藤 57

《賞品ご寄贈者/順不同・敬称略》ありがとうございました。木川丸

《優勝者の釣っとひと言》   小日向照夫
 今期第3回のチーム一鱚一遊の競技会でしたが、私としては、第1回は腰痛で当日キャンセル、第2回は悪天候で中止となったので、今期初参加ということになりました。今回はHATオフショアクラブやハギFCで活躍している安藤太一さんが初参加することになって、私がそのインストラクター役を担うことになりました。安藤さんとは今年の総会時にシロギス釣りについて話をする機会があって、併せて一鱚一遊の競技会への参加をお誘いしたのですが、早速応えてもらい、嬉しかったですね。今回、安藤さんには出船前にシロギスの胴突き釣りの基本や餌付け等についてレクチャーさせてもらいましたが、船シロギスは初めてでも釣りの経験は豊富なので、理解も早く、実戦でも上手く釣られていたように感じました。
 さて、今回の参加者・釣り座は左舷前から加藤、シェフ鈴木勝、岡村、尾崎、神野、右舷前から坂井、堀江、佐藤豪、佐近、小日向、安藤の各氏でした。初参加の安藤さんが優先席のトモに座って、その隣がインストラクター役の私、なぜか私の隣に佐近さんが希望して座ったのは、私の釣りを盗み見しようという魂胆だったようです(笑)。中村さんが欠席になったので(スキー?)、天秤は尾崎、坂井の両エキスパートだけで、他のメンバーは胴突きの釣りでした。食いが渋めになる冬場は食い込みを促すイメージで釣ることができる胴突きが優位になることが多いのですが、果たして今回はどうでしょうか・・・。
 釣り場は中ノ瀬の下手エリアで、前日に僚船が好釣果を出したということで期待感がありましたが、その期待に違わず、開始直後から順調にアタリは続いてくれます。安藤さんはスタートから連釣モードに入って、私や佐近さんをリードして、全く遠慮がありません(笑)。私は開始後約1時間でツ抜け、さらに45分後の9時半に20尾とややスローペース。ここで、他のメンバーの様子を見に回りますと、ここまでは北風&上げ潮で船前方が有利な条件のようで、堀江さんが既に30尾超え、加藤さんも25尾を超えているとのこと。鈴木シェフは「目標(ツ抜け)クリア」と言っていますが、これは目標設定が低過ぎます(笑)。佐近さんは胴突きの釣りがフィットせず、苦戦の様子でしたので、いくつかアドバイスさせていただき、それ以降は割りとスムーズな釣りになったようで良かったです。
 中盤以降は下げ潮に変わって、船後方が有利な展開になりました。私はこのアドバンテージが生きて、11時過ぎには50尾をクリアして好調です。両ドモの神野さん、安藤さんも順調ですね。この日は魚影が濃いポイントを流してくれたこともあって、アタリ自体は多かったのですが、魚の食い自体は渋めだったと思います。胴突き仕掛けの上針に掛かってくることもほとんど無かったですし(一荷はゼロ)、食い込みも浅めで、針を飲み込んでいることも少なめでした。そんな状況なので、いつもよりもマイナステンションを多用し、緩めの釣りを心掛けましたが、一方で途中、青イソメを頭付きで使って、掛け損じを多発させたのは反省点ですね。
 12:55に80尾に達して、束超えの可能性が出てきました。残り1時間チョイ、ペース的に束釣りは微妙なところなので、自分でプレッシャーを掛けないよう、数のカウントはストップです。終盤もアタリは順調に出てくれましたが、途中15分くらい、スランプ的に釣れない時間を作ってしまったのは不覚で、束釣りは黄信号?それでも、最終盤にまたぺースアップできたところで、タイムアップ。果たして、束釣りはできたのかな?・・・そして、最終釣果は102尾となって、束釣り達成!(嬉)
 競技結果は私が優勝となりました。2位は後半不利な条件を粘って73尾釣った加藤さん、3位は68尾で佐近さん、4位は同数68尾の坂井さん(天秤でさすがの釣りでした)、5位は64尾で神野さん。安藤さんは57尾釣って見事に6位入賞!次回はさらに上位を狙えると思います。
 船長が良いポイントに当ててくれて、爆レベルの好調な釣りになりました。全般的にもハイレベルの結果になったと思います。ポイントが狭いことで、船をポイントに留めたい操船をしていたこともあってか、船中でオマツリもあったようです。オマツリをしない、させない、回避させるのも釣技のうち。引き続き、皆が協力しあって極力オマツリが少ない船上にしていきましょう。 

《デビュー戦の釣っとひと言》   安藤 太一
 初の船でのキス釣りということでしたが、釣り座はオオドモ。小日向さんの隣でレクチャーいただきながらの釣り、しかも一投目からヒット!だったので、もしかしたら初釣りで上位!と思ったのも束の間、周りは釣れているのに、自分は釣れてない時間帯に突入するなど、しっかりキスの洗礼を受けた気がしています。
 とはいえ、工夫しないと釣れないけど、釣れないわけではない!という状況で自分なりに狙って釣れたときは喜びを感じ、キスの奥深さと楽しさを体感できる釣行でした!
この釣りをもっと楽しみたい!と思ったので、また参加させていただこうと思います!
手厚いサポート含め、ありがとうございました!

1/21 第2回競技会 中止
 南岸低気圧の通過で風雨強まり、残念ながら中止となりました。2/18に期待しましょう。

12/17 2024年度 第1回競技会 結果
12月17日(日)、中潮。晴れ、北西の強風で、ウネリ高い。金沢漁港・木川丸仕立利用。参加9名。中ノ瀬水深18㍍前後。7:20出船、沖上がり14:00。

順位  氏 名   尾数  (釣座)  (長寸)
1位 堀江 正徳 31尾  (左④番) 23.0㌢
2位 岡村 一幸 26尾  (左③番) 21.0㌢
3位 加藤 雅行 24.3尾   (右③番) 20.5㌢(HD27尾×0.9)
4位 尾崎 守男 22尾  (右④番) 21.5㌢
5位 神野 圭造 22尾  (右①番) 21.5㌢
6位 佐近津里彦 21尾  (右②番) 24.0㌢☆大型賞/+2点
7位 中村 公準 21尾  (左②番) 23.0㌢
8位 鈴木  勝 14尾  (右⑤番) 21.0㌢
9位 松下 秀雄 10尾  (左①番) 21.0㌢

   【釣座と釣果】
松 下 10     神 野 22
中 村 21     佐 近 21
岡 村 26     加 藤 27
堀 江 31     尾 崎 22
        鈴木勝 14
(平均釣果…21.6尾/人)
《賞品ご寄贈者/順不同・敬称略》ありがとうございました。
   堀江正徳、中村公準、木川丸

《優勝者の釣っとひと言》   堀江 正徳
 2024年度一鱚一遊の第一回の競技会が金沢漁港木川丸さんで行われました。私堀江は去年のたかつね遊船さんの競技会に戸嶋さんとゲストで参加させて頂きましたが、正会員としては初めてなので緊張します。朝方小日向さんが腰痛で参加できないと聞き、胴付き釣りの奥義を伺おうと思ってましたのでとても残念。さて釣座のくじ引きでは初参加なのに左トモ席が当たりとてもラッキーとウキウキでした。
 この日は前日からの風が残り、出船時間でも10㍍ほどの風が吹いていました。ただ南ではなく西風だったので、港を出てからも思ったよりスムーズに釣り場に着きました。
 釣り場は中ノ瀬の南方面の定番ポイントです。若干ドブドブしますが普通に釣りはできる感じ。とりあえず仕掛けを安定させること、微細なアタリを感知できる状況ではないので天秤を使用してなるべく仕掛けを這わせる作戦、シケで船の上下動があるので誘ってからは仕掛けが動かない程度にステイし、それからゆっくり聞き上げアタリを取る、これの繰り返し。誘いは魚が素直に反応したのでシェイク等大きく誘ってみました。西風と上げ潮が相まってトモ方向に船が流れます。ポツンポツンとシロギスの型も出てきました。たまに大きいアタリと引きでホウボウも現れます。パックンチョなどの外道はなく、魚の活性自体は悪くないようでした。
 8時・9時台はこんな感じで、1日なんとか行けるかな、と思ったら大間違いでした。9時半位に全く船が流れなくなり、この後ブイ1つ分位を北上して再開するも魚の活性は悪く、少しずつ風も収まってきたので仕掛けを胴突に変更、これで細かい微妙なアタリでも取れればと期待しましたが、あまり食い変わらず。まだ使い慣れた仕掛けの方がと天秤に戻す始末。一旦食いが悪くなるとなにをやっても全く食いが立たなくなるのがこれからの落ちのシロギスです。船の方もさらに北上して新しいポイントに入れてくれるのですが一向に食い立たず。
 10時過ぎになると下げ潮も効いてきて、今度は西向きでミヨシ潮先の左ヨコタでけっこう速めに流れ始めます。ところがシロギスの方はダメでホウボウ、イシモチ、サメ、パックンチョと外道大集合。船は流れるのですが、どうも底潮はそうでもないようです。この日は低気圧と寒波の影響もあって、かなり風が複雑で神奈川県側は西風、千葉県側は北東風と風がバラバラ。北東風と下げ潮で上っ面の潮だけ速いみたいな現象が起きているようです。また風も安定してないようで実釣中も船がクルクル周りマメに入れ替えないとオマツリ多発しそうでした。
 さて船の方は中ノ瀬の中央部辺りまで北上しましたがぱっとせず、12時過ぎには朝方やった南の定番ポイントに戻って来ました。ここで筋を変えて丹念に流しますが状況変わらず。シロギスの活性が低すぎて船の移動速度に追いついてないような印象を受けました。やはり前日から朝方迄の大風の影響もあったのでしょう。
 そして14:00競技終了。この日自分のイメージで釣れたのは始めの2時間だけでした。ラスト1時間は手も足も出ずでした。その釣れない最中でも隣りの岡村さんが船の流れのままに仕掛けを操作しポツリポツリと釣られてたのが印象に残りました。
 結論としては朝方の活性が良かった時によく誘い、手返し速くいかに取れるか。活性の低い時間帯はマメに仕掛けを入れ替え、誘ってから食わせの間を長めに取る。これらを飽きずに行うという感じでした。仕掛けは1日ほぼ天秤、50-30の振分け仕掛け、夢の天秤使用。最近はほぼこれで事足りてます。当日はシケで皆さんお疲れ様でした。